スイスのICMIF会員であるモビリア（La Mobilière）の会員は今年、保険金請求の有無にかかわらず、モビリアから総額1億6千万スイスフラン（約179億円）の還元を受ける見通しです。

今週行なった発表の中でモビリアは、自分たちがその他大勢の保険会社とは違うと述べています。協同組合であることから、モビリアの顧客は同社の財務的成功の成果からの利益を得ることができます。これは会員の忠誠心に対する感謝の証しです。今年の受益者は、家計保険に加入する会員です。具体的には、保険料が20％値下げされることとなります。来年は、この割引はモビリアの別の顧客グループに提供される予定です。

顧客はいかなる場合であっても私たちの成功の恩恵を享受します、とモビリアは語ります。

モビリアは同時に2018年度の決算を発表しましたが、連結利益は4億4,350万スイスフランの好業績を達成しました。モビリア・グループは成長を続け、市場における地位をさらに強化しました。

モビリアは、2018年においてその成長戦略を首尾よく遂行し続け、市場での地位をさらに強化することができたと語ります。この成功の連続は、市場での優位と流通チャネルのクオリティに基づいていますが、それらは全国160以上の拠点において個々の顧客との緊密なコンタクトやサービスを受け持つ79の総合代理店のネットワークによって支えられています。

モビリアの2018年年次報告書はここから閲覧可能です（注：言語は仏・独のみ）。

（写真）マーカス・ホングラー（Markus Hongler）CEO

ICMIFサイトの英語ニュース記事（以下にリンクを表示）を許可を得て翻訳・転載しています。