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活動の記録

ヤングリーダー50名がICMIF大会の特別な人材開発プログラムから学びを得る

ICMIF Young Leaders at Biennial Conf先月のオークランド(ニュージーランド)でのICMIF大会には、13か国から50人のヤングリーダーが参加し、第2ICMIFヤングリーダー・プログラムに参加しました。

ICMIFヤングリーダープログラムは、潜在能力の高い会員組織の若手職員のための独自の人材開発機会として、保険業界に影響を及ぼす様々な問題や、グローバル規模での戦略的ベストプラクティスに触れてもらうべく、特別に企画されたプログラムです。オークランドでのプログラムに参加したヤングリーダーは、ICMIF大会の全てのセッションのみならず、特別な朝食セッションやネットワーキング・イベントにも参加することができました。また、他の協同組合/相互扶助の保険組織の仲間から学び協力する機会を得ることもできました。さらに、世界中から参集したCEO、上級管理職、業界リーダー、外部の有力なインフルエンサーとのネットワークを築く機会も享受しました。

朝食セッションにおいて、ヤングリーダーたちは、ICMIF大会の価値を最大限に引き出すため役に立つさまざまな概念ツールの紹介を受けました。それらは、複雑な問題を理解するための簡単な脳科学と心理学に基づくテクニックから、大会中に彼らが聞いた貴重な話しをより良く解釈できるようにするための戦略的・行動的精神モデルに及び、彼らが自分の組織に戻ったときに同僚と学習を効果的に共有できるようにするためのものです。さらにこのセッションで、参加者は組織間の類似点と相違点を通して多様性がもつ力を理解すると同時に、仲間の参加者との長期的な関係を築くことができました。

大会2日目にヤングリーダーたちは、世界中のICMIF会員組織から招待された7名のCEOたちとの朝食懇談会に参加しました。戦略、イノベーション、相互扶助、リーダーシップといったさまざまなトピックについて、協同組合/相互扶助の保険部門において最も影響力のあるリーダーたちと直接対話し学ぶことができ、このセッションは非常に価値のある機会であったと、ヤングリーダーたちは口を揃えて語ります。

ICMIFのビジネス・インテリジェンス担当ヴァイス・プレジデントで、ヤングリーダーのコーディネーターを務めるベン・テルファー氏は、このプログラムについて次のように述べています。「第2回のヤングリーダー・プログラムが期待を上回るものとなったことを嬉しく思います。彼らが参加してくれたことがいかにICMIF大会の全体的な成功にも貢献したことでしょう。参加者の多くにとって、この経験は個人的にも仕事面でも本当にユニークな能力開発のチャンスでしたし、そのことをずっと記憶に留めることでしょう。ヤングリーダーは、大会での議論に新たな専門知識、独自の洞察、異なる視点をもたらしました。また、大会の議題の一部として4名のヤングリーダーがステージ上に登壇したことも素晴らしいことでした。ヤングリーダーたちの多くは、各自のキャリアにおいて次のステップに進むときに、きっとお互いにつながりを保ち続けることでしょう。」

ICMIF事務局長のショーン・ターバック氏は次のように述べています。「ヤングリーダー・プログラムが、またも会員からの評価が高かったことは素晴らしいことです。ロンドンでの最初のプログラムに対する評価は圧倒的なもので、オークランドでの参加者からも同様の反応が見られました。このプログラムによって、ヤングリーダーの参加者は、ICMIF大会の他のパートと完全に一体化し、ICMIF会員団体の膨大なナレッジから学ぶという本当にユニークなチャンスを享受することが可能です。」

「2017年のICMIFロンドン大会におけるヤングリーダー・プログラムの成功を受け、ベン・テルファーとICMIFヤングリーダー・フォーラムは、プログラム参加者ならびに会員組織における他の同様な若手職員のため、いかに長期的な価値を生み出すかについて検討してきました。ヤングリーダー・プログラムが一度限りのイベントではなく、参加者にとり継続的な学習プロセスになっていくことを心から希望します。私たちは、これらの若いリーダーたちが互いに繋がり合いそして関係を維持し、ICMIFやお互いと関与し続け、ICMIFの対面イベントにも参加して価値を得続けられるようにしたいと思います。ICMIFのヤングリーダー向けウェビナーは、会員組織のヤングリーダーが、他の会員組織が若い世代をイノベーションと変革のプロセスに参加させている取り組みについて理解を深める絶好の機会です」と、ターバック事務局長は締めくくりました。

ベン・テルファー氏はまた、「2020年もヤングリーダー向けのウェビナーを引き続き提供し、協同組合/相互扶助の保険組織が直面する最大の問題と課題を検討し、そして次世代の才能の開発を支援しつつ、ミレニアル世代の視点が会員組織の戦略的意思決定にどのように価値を付加することができるか検討したいと考えています」と付け加えました。

オークランドでは、ICMIFヤングリーダー・フォーラムの四半期毎の会合も開催されました。ヤングリーダー・フォーラムは、ICMIF会員組織において職場の上司から将来のリーダー候補と嘱望される若手職員のネットワークです。当フォーラムは、メンバーの仕事面ならびに個人的な育成に焦点を合わせ、ICMIFインテリジェンス委員会の議論に付加価値を提供するとともに、その成果を幅広くICMIF会員に提供するものです。

ヤングリーダー・フォーラムあるいは今後のヤングリーダー活動の詳細については、ベン・テルファー(Ben Telfer)氏(メールアドレス:ben@icmif.org)にお問い合わせください。

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
記事日付 2019.12.17

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