今週初め、オランダのICMIF会員であるアクメア(Achmea)は、業務を円滑に継続しこの困難な時期に顧客に奉仕するために、現在11,000人を超す職員が在宅勤務を行なっていることを発表しました。
今週出されたプレスリリースで、アクメアは新型コロナウイルスが人々の生活に与える影響がますます高まっていると述べました。感染拡大は不確実性をもたらし、誰しも公私両面において影響を被っています。しかしアクメアは、この例外的な状況下で、1,000万人の顧客をでき得る最善の方法で支援するためにあらゆる手を尽くすことを確認しました。顧客と従業員の双方の健康と安全が最重要であるとアクメアは述べています。
アクメアによれば、同社の使命は健康で安全かつ将来性ある社会に貢献することです。 このような時代であっても、その使命は依然として重要です。同社は社会の中心においていくつかの分野で現下の危機に関わっています。Centraal Beheer、Interpolis、Zilveren Kruisおよび他のブランドでのアクメアの商品とサービスは、顧客の生活において大きな役割を果たしています。協同組合保険組織として、アクメアは顧客のために最善を尽くし、サービスを可能な限りベストに維持することを重視しています。このことを確実にするため、既にアクメアは同時に多くの追加的対応を講じています。危機管理チームは4つのワークフローに沿って活動しており、アクメアはこれを使用し、いくつかの側面において進展を継続的に監視し調整しています。
完全に機能した在宅勤務
3月17日(火)、11,000人を超えるアクメアの従業員が一斉に自宅で勤務を行ないました。 ピーク時負荷と使用状況は緊密に監視され、同社のITインフラは満足に機能しています。
取締役会の議長であるウィレム・ファン・ドゥイン氏は、次のように述べています。「大規模な在宅勤務は私たちにとって新しいことではありません。雇用主として、何年も前から私たちは在宅勤務とフレックス勤務の分野で先駆者でした。そうであっても、このような短期間にそれを実行に移せるIT設備とインフラを持っていることは非常に素晴らしいことです。しかし、私たちは現実的となり、大規模な在宅勤務に伴い見込まれる課題に目を向ける必要があります。」
業務継続の大いなるモチベーション
「しかし、IT設備の優れたパフォーマンスだけでなく、多くのアクメア従業員の個人的な取り組みを非常に心強く思っております。日夜を分かたない業務継続への全社的な大いなるモチベーションが存在しております。この困難な状況において、皆が力を合わせるのを見ることは素晴らしいことです。たとえば私は、従業員が保険金請求に対処する際の革新的な手法や、あるいは一度に60人を超える従業員によるバーチャルでアジャイルな会議をいかに開催するかについて考えています」とファン・ドゥイン氏は述べています。
最後に、ファン・ドゥイン氏は、今後しばらくは容易ならざる時期であり、不確実性は間違いなく当面継続するであろうと認め、次のように言葉を継ぎました。「私たちは政府とRIVM(オランダ国立公衆衛生・環境研究所)からの指示にしっかり従います。もちろん、必要に応じて直ちに措置を修正します。さまざまなシナリオがあり、この状況がどの程度続くかを予測することは不可能です。この特別な状況において、一つ確かなことは、私たちができる限りの最善を尽くし支援することをお客様は期待できるということです。」