ICMIF会員の LocalTapiola Group(フィンランド/以下、「ローカルタピオラ」)は、フィンランドを取り巻く新型コロナウイルスに関する救済の支援に100万ユーロ(約1.18億円)を寄付すると発表しました。この支援は直ちにフィンランド赤十字による全国的なヘルプラインの立ち上げに使われる予定です。
「私たちはこの寄付を通じて、フィンランド全土での新型コロナウイルス蔓延に伴う支援の必要性を充足するためのフィンランド赤十字の重要な活動を支援します。感染拡大はフィンランド社会全体にとって災難であり、この状況から脱出するために今や全員が身を引き締め行動する必要があります。生命の安心を提供する会社として、信頼できる知識豊富なパートナーと共に、この尋常ならざる社会的危機を解決できるようにしたいと考えています」と、ローカルタピオラ損害保険およびローカルタピオラ生命保険の取締役会議長である Juha Koponen 氏は述べます。
ローカルタピオラの寄付は、4月1日にフィンランド赤十字によって開設された全国的なヘルプラインの支援に主として充てられました。フィンランド全土からの訓練されたボランティアが、ヘルプラインで新型コロナウイルスの流行についての質問に回答します。ローカルタピオラの支援は、直接的な接触を避けながら隔離中の人々を助けるためのボランティアの採用、訓練、雇用を可能とします。支援はまた、ボランティアの健康を確かなものとするとともに、支援を必要とする人々の助けとなります。
「ローカルタピオラの支援のおかげで、以前よりも多くのボランティアを招き入れ、面倒を見ることが可能となります。状況は、短距離走よりマラソンとなる可能性が大きいと予想しています。現在のところ、人々がどのような支援を必要としているのか、どの程度の期間にわたって支援が必要なのかを正確に評価することはできません。私たちは、人々が自分の健康を心配しており、また回復段階においてもボランティアが必要とされるという報告をすでに聞いています」と、フィンランド赤十字事務局長のクリスティーナ・カンプラ氏は語ります。
LocalTapiola Group による100万ユーロ(約1.18億円)の新型コロナウイルス関連の支援は、主にフィンランドの赤十字に向けられています。このサポートは、LocalTapiola Mutual General Insurance Company、LocalTapiola Mutual Life Insurance Company、LocalTapiola Finance、LocalTapiola Asset Management、LocalTapiola Real Estate Asset Management、そしてグループの地域企業により提供されます。
ローカルタピオラは、顧客により所有される法人であり、その利益は、グループの責任ある仕事の一環として、フィンランドのさまざまな地域の健康と幸福を増進するために使われます。フィンランド赤十字は、2002年からローカルタピオラの CSR(企業の社会的責任)におけるパートナーを務めています。この協力の目標は、人々とコミュニティの安全、健康、しあわせを促進し、孤立と疎外を防ぐことです。