ICMIF会員団体の CLIMBS(フィリピン)は、新型コロナウィルスのパンデミック下、組合員と従業員ならびに一般市民を支援するためにさまざまな行動を開始しました。
CLIMBS CARESは、飲料水の配給や衛生目的でコミュニティを支援するために立ち上げられました。支援の中には、CLIMBSの組合員や一般市民のためのホットラインも含まれます。
CLIMBSが最初に寄付した200万フィリピンペソ(約425万円)は、死亡者数が増加する中、最前線の医療スタッフに必要な個人用保護具を提供するのに役立っています。また、毎週金曜日には、全国にある新型コロナウィルス特定医療センターの現場スタッフに温かい食事が提供されています。
CLIMBSは、従業員とその家族の安全を確保するために、最前線で働く職員に基本的なニーズ、医療支援、現金支援、災害手当を提供してきました。
CLIMBSは、新型コロナウィルスに関連する保険金請求が健康保険商品の支払い対象となることを業界でもいち早く保証しました。組合員には、保険料の支払猶予期間が60日追加されて合計90日まで延長されるとともに、すべての損害保険契約者に対して60日の保険料クレジット延長プログラムが提供されます。また、政府が新型コロナウィルス終息宣言を行なうまで、保険金請求通知および関係書類の提出にさらに30日間が与えられました。新型コロナウィルス関連の保険商品 CLIMBS COVID 19 Protection for Emergency(COPE)は、政府の規制に従って現在検討されています。
CLIMBSでは、テクノロジーを活用した組合員の安否の確認に加え、新型コロナウィルス関連の情報発信を開始し、ソーシャルメディアや営業担当者を通じた安全対策やホットラインに関する情報発信を行っています。また、政府とWHOのガイドラインに沿って、組合員にサービスを提供し続けるための「事業継続計画(BCP)」を策定したほか、提携先に無償で事業継続のマネジメントに関する研修を提供し、組合員にとって有益なオンライン学習プラットフォームの提供を続けています。