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PPS(南アフリカ)が新型コロナウイルスと闘う医療専門家に個人防護具を確保する資金提供を約束

南アフリカのICMIF会員PPSProfessional Provident Society)は、自国の新型コロナウィルス対策のために5,000万ランド(約2億8,250万円)の予算を確保しました。この資金の半分は、命を救う闘いで重要なサービスを提供している、公的および民間の診療における医療専門家の安全のための個人用保護具の購入に使用されます。残りは、南アフリカがパンデミックについてより多くを学び、そして世界からも学ぶにつれて生じるであろう追加ニーズに応じて配備するため留保されています。

保護具には、最高品質で世界保健機関および南アフリカ保健省の基準に準拠した N-95マスク、手術用マスクと手袋、エプロン、バイザーが含まれます。

「専門家の利益と幸福を相互扶助の精神の中心に置く組織として、私たちは、新型コロナウイルスに暴露する危険性の最も高いエリアで活動する医師、専門家、医療従事者を保護する役割を果たすことを誇りに思っています」と、PPS リスク委員会委員長であるAltus van der Merwe 博士は述べています。

2020年4月中旬、世界保健機関は、アフリカにおけるコロナウイルスの事例が3~6カ月以内に1,000万人に急増する可能性があると予測しました。現在、アフリカではで52の感染国があり、大陸全体で22,000人を超える感染者がいます。パンデミックと感染率に対する大きな懸念は、南アフリカを含む多くの国が、最前線の医療スタッフやその他の必須な医療従事者のための個人用防護具を使い果たしてしまうことです。新型コロナウィルス危機への企業対応を調整する組織である「Business for South Africa」は、同国が依然として膨大な量の個人用保護具を必要としていることを強調しました。これには、7,200万組の手袋と8,200万のフェイスマスクが含まれます。

PPSは、当面のニーズがどこにあり何が必要かについて業界関係者達と協議し、パンデミックの進展に合わせて医療サービスを強化するために必要不可欠な物資を適切に配布することとしました。PPSが医薬品の流通経路を利用して全国の遠隔地に住み診療を行なう専門家に確実に供給が届くようにすることは、流通に対する革新的なアプローチです。

PPSの Izak Smit 最高経営責任者は、「病気の治療やウイルス拡散の防止においてすべてを犠牲にしてリスクを冒す用意がある強い健康な医療専門家がいなければ、成功するための能力は深刻な影響を受けます。私たちは、この蔓延する壊滅的なウイルスに打撃を受けた人々の世話をするその献身と無私に対して、すべての医療関係者を尊敬し感謝します」と語りました。

PPSは認可金融サービスプロバイダーです。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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