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MAIF(フランス)が「相互扶助の共有」プラットフォームを転用しフランス国民の支援探しをサポート

フランスのICMIF会員団体である MAIF は、MAIF予防協会(l’association Prévention MAIF)が作りあげたプラットフォーム「相互扶助の共有Share Entraide)」を利用して、パンデミックの中で孤立しており、あるいは必須の買い物ができず、誰か助けてくれる人が必要な人たちを支援します。このプラットフォームは、介護労働者などの人々が、自宅の一室ではなく、一時的な宿泊施設として使用できる空き物件を探すのにも役立ちます。

このプラットフォームは次のどちらの方法でも機能します。つまり、人々は助けを求めて投稿し、あるいは支援提供が可能な人はその申し出を投稿できます。

さらにこれは、フランス全土をカバーするオンラインの告知システムのように機能し、MAIFの会員も非会員も誰でも無料で利用できます。

相互扶助の共有プラットフォームは、当初はMAIF予防協会によって開発され、気象災害時に支援や相互扶助を提供するものでしたが、協会はそれを現状に合わせて、そしてパンデミックによって生じたニーズを満たすために用途を拡大しました。

MAIF予防協会の主な目的は、啓発、情報、教育の3点です。同協会の行動プログラムは主に学校で実施されていますが、成人に対する生涯にわたる安全教育を提供することにも尽力しています。

相互扶助の共有プラットフォームの詳細については、https://www.shareentraide.org/をご覧ください。

また、4月にMAIFは、新型コロナウイルスのパンデミックへの例外的措置を発表しました。それは、ウィルス封じ込め期間中に交通事故が減少したことによる節減分を会員の保険契約者に還元することを理事会が決定したものです。

8週間の封じ込め期間に基づき試算すると、平時と比較した保険金減少額は推定で約1億ユーロ(約118億円)に上ります。その結果、MAIFはその金額を、自動車保険に加入しておりかつ直近で出資が確認される会員に支払うことを決定しましたが、これは保険加入車両1台あたり30ユーロ(約3,500円)の一括払いにあたります。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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