カナダのICMIF会員 The Co-operators（以下、「コーポレーターズ」）は先週、非常に脆弱であり新型コロナウィルスの影響を受けているカナダ人を支援するために、20万カナダドル（約1,520万円）の資金提供を発表しました。コーポレーターズは金融サービスを提供する協同組合であり、この寄付は従業員ならびに同社による寄付を通じて67万5千カナダドル（約5,140万円）を上回る資金を集めたコーポレーターズの2019年の年次キャンペーンに上乗せされます。
この20万カナダドルは、地元カナダ人コミュニティの回復力と幸福を支援するというコーポレーターズの取り組みを反映し、同社が企業活動を行っている28の地域のユナイテッドウェイ・セントレイド（United Way Centraide）に配分されます。ユナイテッドウェイ・セントレイドは、カナダ全土の5,000以上のコミュニティにサービスを提供する80以上のオフィスから成る連合ネットワークであり、それぞれが独自の非営利組織として登録され、独立したボランティア主導の地元の理事会によって管理されています。地域的にも全国的にも、彼らの目標は同じです。つまり、コミュニティの全員にとってより良い生活のための機会を作ることです。
ソーシャルディスタンスの確保によって、弱く高齢なカナダ人が必要な支援と援助を受けられるようにする上での複雑さと課題が増す中、この資金は、ユナイテッドウェイ・セントレイドが重要なプログラムを遂行するためのコミュニティの能力を構築することに役立てられます。
コーポレーターズの社長兼最高経営責任者であるロブ・ウェスリング氏は、「新型コロナウィルスのパンデミックの結果、非営利団体、慈善団体、それらの団体がサービスを提供するコミュニティは、カナダ全土で前例のない課題に直面しています。カナダ人と私たちのコミュニティの回復力を高めるために、これらの前例のない課題に真正面から取り組んでいる現場の人々や組織を支援するために、ユナイテッドウェイ・セントレイドにこの寄付を提供できることを嬉しく思います」と述べています。
ユナイテッドウェイ・セントレイド・カナダの事務局長であるDan Clement氏は、「今まで以上に私たち全員が協力して、私たちのコミュニティで最も弱い人たちを守るために協力することが重要であり、私たちはコーポレーターズの手厚い支援に感謝しています。コーポレーターズは長年の価値あるパートナーです。この追加的な寄付によって私たちは、最も非力な人たちが生活する上で必須なものにアクセスできるようにし、コミュニティのパートナーや機関が全国の地域社会で重要な仕事を続けることができるように努めます」と語りました。
※ 文中の金額は1カナダドル＝76.21円で換算
