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レンスフォーシェクリンガー(スウェーデン)がコロナウイルスに関する子どもたちの意識調査に研究資金を提供

スウェーデンのICMIF会員団体であるレンスフォーシェクリンガーLänsförsäkringar)の研究基金は、ウプサラ大学における新型コロナウィルスに関する子供や若者の考えを調査するための新規の研究に資金を提供しています。この調査は4〜18歳を対象としています。研究基金によれば、子どもや若者の多くは不安を感じておりこの問題で影響を受けていますが、その声はほとんど聞かれることがありません。

レンスフォーシェクリンガー研究基金の責任者であるPeter Griepenkerl Lööff氏は、「私たちは、独立した研究に資金を提供することにより、パンデミックで子どもたちが経験している状況の認識と知識を高め、彼らの安全に貢献したいと考えています」と述べています。

ウェブによる調査に基づくこの研究は、ウプサラ大学で社会医学の教授を務めるAnna Sarkadi氏が率いています。「この歴史的な出来事に関連して、子どもや若者の声が聞こえてくることが特に重要です。幼稚園でも学校でもコロナウイルスについてたくさんの話題がありますが、子どもや若者自身がどのようにこの出来事を経験しているかを調査した人はこれまで誰もいません」とSarkadi氏は説明します。

アンケートはさまざまな言語で利用でき、できるだけ多くの子どもと若者が参加できるように、画像によるサポート付きのバージョンが利用できます。コロナウイルスのパンデミックに関連する子どもたちの写真をアップロードすることも可能です。

研究は2020年6月まで継続する予定で、レンスフォーシェクリンガー研究基金は、参加する子ども1人につき、セーブ・ザ・チルドレンやユニセフのような主要な子どもの権利団体のうち1つに寄付を行ない、合計で最大50,000スウェーデン・クローナ(約54万円)まで寄付する予定です。調査に参加した子どもたちは、調査の最後に寄付を行ないたい団体を選ぶように求められます。

アンケートはこちらからご覧いただけます。スウェーデン語、英語、ソマリア語、アラビア語の各バージョンを利用できます。

※ 文中の金額は1スウェーデン・クローナ=10.86 で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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