英国のICMIF会員であるエクリージアスティカル保険グループ(Ecclesiastical Insurance Group)は、ロックダウンから移行して職場に戻るのに役立つ一連の対策で組織をサポートしています。
英国全体のロックダウンが緩和され始めるにつれて、組織は従業員と顧客を安全に保つために必要な措置を検討し始めています。
新しい労働環境への移行の一環として、従業員は在宅勤務を長期間続ける必要があるかもしれません。
この期間中に組織を支援するため、専門保険会社であるエクリージアスティカル保険グループは、4月に導入された一時的な保障の強化を8月末までさらに2か月間延長しました。
政府のロックダウンに対応して導入されたこの変更により、エクリージアスティカル保険グループの顧客が新型コロナウィルス感染症の発生のみを原因とする一時的な閉鎖により不当に罰せられることがなくなります。パンデミックのために一時的に閉鎖された不動産は、保険料や免責金額への変更無しに引き続きカバーされます。
この一時的な変更は、新型コロナウィルスのため在宅勤務する従業員にも保障を提供しており、リモートで作業するため従業員が自宅に持ち帰るコンテンツも含まれます。
エクリージアスティカル保険グループは、この保障強化をさらに60日間延長することで、企業に政府の助言に沿ってロックダウンからの復帰を行なう間の継続的な保障を提供しています。
この期間中に企業をサポートするために、エクリージアスティカル保険グループのリスク管理専門家は、企業が営業再開の計画を立てるのを支援し、営業再開の前後に行う必要があることについてのガイドを作成しました。
この助言は施設の検査などの領域をカバーし、英国公衆衛生庁が発行した新型コロナウィルスのガイダンス(社会的距離を含む)に沿った予防措置が講じられていることを確認し、事務所に戻る前に、すべてのスタッフが変更内容を確実に知るようにしています。
エクリージアスティカル保険グループのコマーシャル・ディレクター、エイドリアン・サンダース(Adrian Saunders)氏(写真)は次のように述べています。「全国の企業が、ロックダウンが終了次第できるだけ早く仕事に復帰できるよう計画しているとは思いますが、リスクを管理しそれを正しく理解することが非常に重要です。」
「万能策は無く、政府のアドバイスに従って、自分の状況に合わせてスタッフと顧客を保護するために最善の方法を決めることになります。企業がこれを行うのを支援するために、現在提供中の強化された保障をさらに60日間延長しました。これは、私たちのリスクガイドとともに、スタッフが安全な環境で仕事に戻れるようサポートし、可能な場合はリスクを軽減するための基盤を企業に提供するものです。」
一時的な保障強化について、詳しくは https://www.ecclesiastical.com/brokers/coronavirus/を参照してください。
ロックダウン後の職場復帰に関するガイドは、エクリージアスティカル保険グループのウェブサイト(www.ecclesiastical.com/risk-management/returning-to-work-after-lockdown/)からダウンロードできます。
エクリージアスティカル保険グループは先月、「C-19ビジネス誓約」に署名し、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響に取り組むための公約を行なっている世界の250以上の企業に加わったことを発表しました。