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アクメアがオランダの住宅の気候変動レジリエンスに関する研究を発表

オランダのICMIF会員アクメアAchmea)は、オランダの住宅の気候変動レジリエンスに関する調査を実施しました。アクメアは、このトピックに対する考えや、すでに自宅で気候関連の問題を防ぐための対策を講じているか、あるいは計画しているかなど、この問題に関してオランダ人の現在の知識レベルを調査しました。調査は、2020年4月に調査機関MWM2によって18歳以上のオランダ人1,001人を対象にオンラインで実施され、今月公開された第2回のアクメア気候変動適応モニター(Achmea Climate Adaptation Monitor)レポートで調査結果が公表されました。なお、第1回のレポートは2019年7月に公開されています。

アクメアの気候変動適応モニターによると、多くのオランダ人は激しい嵐や熱波が来た後の住宅への気候変動の影響についてしか考えていません。半数以上は、気候変動により自分の住宅に起こりうる問題についてほとんど心配していません。ただし、ほぼ70%の回答者は耐候性住宅が重要であると考えていますが、その実際の意味についてはあまり知られていないと、レポートは述べています。

調査によると3人のうち2人が、極端な気象条件の結果として、ここ数か月で家の中やその周辺で問題を経験しています。人々が問題を経験する場合、それは主に熱波や降雨が原因です。しかし、レポートによると、人々は必ずしも厳しい気象条件を常に気候変動のせいにし非難するわけではありません。

アクメアの昨年の気候変動適応モニターの調査結果に見られるように、オランダ人の半数以上は、気候変動により自分の住宅に起こりうる問題についてほとんど心配していません。 これは、すでに対策を講じているか、対策を取るのに十分な時間があると考えているためです。しかし、彼らの家が気候変動の影響からどれだけ保護されているか、または保護されるべきかを見積もるのは難しいようです。

70%近くが、耐候性住宅を重要であると考えており、自らそれに対して部分的に責任があると信じています。さらに、4分の1以上が、住宅の耐候性を高める対策を講じたいと述べています。しかし、人々がまさに何ができるのかは、多くの人が答えをもたない質問です。持続可能で安全な生活様式と生活環境の両方に人々がどのように貢献できるかという点では、まだ多くのことが未知数です。

協同組合保険組織として、アクメアは気候変動への意識を高めたいと考えています。アクメアは、極端な気象条件から発生する損害や問題を限定または防止する可能性についての注目が高まることを期待しています。アクメアは、保険に加えて、一方では気候関連の被害を軽減し、他方では二酸化炭素排出量を削減するのに役立つサービスの数を増やしています。これは、持続可能で安全な生活様式と生活環境に貢献するためです。この例には、アクメアのブランドであるInterpolisが個人顧客に提供する屋上緑化、他のアクメアブランドであるCentraal BeheerとBlueLabelのソーラーパネルと断熱サービスが含まれます。これにより、地方自治体や住宅組合は、都市における洪水や熱ストレスの増加に適切に対応できるようになります。

Achmea Climate Adaptation Monitor 2020 – Dutch.pdf  (3.69 MB)

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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