AOA

ICMIFサイトへ

その他のニュース

デジャルダン(カナダ) 自動車保険顧客にさらに1億カナダドル(79億円)を割り戻し

カナダのICMIF会員デジャルダン・グループDesjardins Group)は先月、損害保険子会社が自動車保険顧客210万人を対象に総額1億カナダドル(79億円)の保険料払い戻しを行なうことを発表しました。

この発表は、新型コロナウィルスに伴い実施されたソーシャルディスタンス確保やその他の政府の対策の結果として、自宅に留まり大幅に車の運転が減った自動車保険の顧客への5,000万カナダドル(39.5億円)に近い割り戻し(4月に発表)に続くもので、合計額は1億5,000万カナダドル(118.5億円)近くに上ります。

これまで以上に多くの人々が在宅勤務しています。このことは、ロックダウンの延長と合わせ、移動が引き続き制限され、自動車事故のリスクが軽減されたことを意味します。事故が少ないほど、保険金支払請求が少なくなるため、デジャルダンはこの顧客への割り戻しによってその現実を反映することを決定しました。

この割り戻しは、条件を満たす個人および法人向け保険の顧客が対象で、それぞれの市場の実情に応じて、1か月の保険料の25%から40%が返戻されます。割り戻しは、対象となる自家用車および商用車の保険契約に適用されます。

「州や都市の再開が始まっていますが、パンデミックは会員や顧客に影響を与え続けるでしょう。この前例のない時代にあって、私たちは会員や顧客のために存在し続けていることを誇りに思います。今、私たちは 1億カナダドルを自動車保険の顧客に還元することができます。これは、3月以降デジャルダンが会員や顧客が新型コロナウィルスに対処するのを助けてきた数多くの手段の1つにすぎません」とデジャルダン・グループの社長兼最高経営責任者であるガイ・コルミエ(Guy Cormier)氏は語りました。

  デジャルダン保険とその代理店が協力して地域のフードバンクをサポート

デジャルダンはまた、代理店のネットワークとともに、食料の寄付の減少やその他の新型コロナウィルスの課題に直面している地域社会のフードバンクおよびフードバンク・カナダ(Food Banks Canada)に32万7,000カナダドル(2,583万円)を寄付したことを発表しました。

デジャルダン保険は、アルバータ州、オンタリオ州、ニューブランズウィック州の地域のデジャルダン代理店による地域社会のフードバンクへの寄付に対し、最大1,000カナダドル(7万9,000円)をマッチング寄付しました。全部で128のデジャルダン代理店がプログラムに参加し、77の地域社会のフードバンクに合計22万7,730カナダドル(1,799万円)の寄付が行なわれました。さらに、デジャルダン保険は、地域社会レベルのフードバンクや団体を支援する全国的な慈善団体であるフードバンク・カナダに10万カナダドル(790万円)を寄付し、寄付総額は32万7,730カナダドル(2,589万円)となりました。

「地域のフードバンクは、全国の多くの地域社会にとって常に非常に重要でしたが、私たちが目にしている雇用への影響や、多くの人々が直面している経済的困難によって、現在ではなおさらです」とデジャルダン代理店ネットワークのバイスプレジデントであるベナズ・イラニ(Benaaz Irani)氏は述べました 「地域のデジャルダン代理店は、彼らがサービスを提供する地域社会に住み働いています。彼らは、顧客や地域社会が何を経験しているか、そして新型コロナウィルスが地域のフードバンクに与えている重い負担を肌で感じています。」

フードバンク・カナダによると、カナダでは2019年に毎月のべ110万人以上がフードバンクを訪れましたが、新型コロナウィルスによりカナダ経済の大半が活動を停止したため、今後数か月でこの数字は大幅に増加する可能性があります。同時に、ソーシャルディスタンスと、食料寄付の大幅な減少のため、従来の食料の収集方法が破壊されました。

デジャルダン保険によるマッチング寄付の発表にさきがけ、デジャルダン代理店は地域のフードバンクを支援するための取り組みを行ない、このプロジェクトを推進しました。デジャルダン保険とデジャルダン特約代理店ネットワークがカナダの地域社会を支援するために協力を行なって3年目です。2019年には、デジャルダン保険代理店のオフィスが置かれている3州の地域社会での取り組みに27万カナダドル(2,133万円)以上が寄付されました。

※ 文中の金額は1カナダドル=79円で換算

  
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

ページの先頭に戻る
トップページに戻る