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モビリア(スイス)が剰余金ファンドから保険契約者に1億7,500万スイスフラン(201億円)相当を還元

スイスのICMIF会員であるモビリアLa Mobilière)は、今後2020年から2021年にかけて、同社の自動車、ビジネス、旅行の保険契約者が、同社の剰余金ファンドから任意のリベート支払いを受けることになると発表しました。

このリベートは現金支払いではなく、最低でも10%の保険料割引の形をとります。モビリアは、満足のいく業績となったことを条件に、毎年、数千スイスフランを保険契約者に還元しています。

この慣行は、リスクと保険金支払いの結果を共同で負担することを目的とする協同組合として1896年に設立されたモビリアの起源にさかのぼります。1939年に、剰余金ファンドを通じて会社の成功を顧客に還元することが決定されました。この慣行は今日も続いており、協同組合保険会社であるモビリアによる会員への還元は、依然としてモビリアグループの哲学と戦略の重要な部分を形成しています。

会社の業績が良ければ、利益の一部が剰余金ファンドに拠出されます。そして、顧客はファンドの一部を受け取ります。還元の対象には、その年によりさまざまな顧客グループが選択されます。近年、会員契約者が受け取った還元の総額は以下の通りです。

2017 – 2018:1億5,500万スイスフラン(178億円)

2018 – 2019:1億6,000万スイスフラン(184億円)

2019 – 2020:1億6,000万スイスフラン(184億円)

2020 – 2021:1億7,500万スイスフラン(201億円)予定

※ 文中の金額は1スイスフラン=115円で換算

  
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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