ICMIF会員のヴォードワーズ保険(Vaudoise Assurances)は、同社の既存の保険事業を補完するという一連の商品とサービスを開始しました。具体的には、健康、ペット、支援、企業の管理サービスの分野での、個人や企業向け新たなサービス・エコシステムの開発などが含まれます。こうした活動の進展は、補完的な商品やサービスを導入するというヴォードワーズの戦略の一環として、同社の伝統的な保険事業と並行して行われています。
ヴォードワーズ・グループの最高経営責任者であるジャン = ダニエル・ラフィー(Jean-Daniel Laffely)は次のように述べます。「ヴォードワーズはエコシステムを開発し、保険契約者のみならず、まだ顧客になっていない企業や個人にも新しいサービスを提供することに取り組んでいます。これらのサービスは、グループの活動を補完するために生み出され、私たちの既存の顧客コミュニティや一般の人々の現在のニーズに応えています。」
「アニマリア(Animalia)」プラットフォームの立ち上げ
「アニマリア(Animalia)」プラットフォームは、ペットの飼い主のニーズに応えるために、動物保険をはじめとする付加価値サービスを提供しています。さらに、犬猫の健康・事故保険に加え、ペット分野に関連した付加価値サービスを提供しています。プラットフォーム上で利用可能な(またはもうすぐ利用可能になる)補完的な商品やサービスのエコシステムは、「ペット愛好者」コミュニティのニーズに応え、結果としてシンプルで定性的でパーソナライズされたソリューションを提供することを目的としています。主に携帯電話で使用するように設計されたアニマリア・プラットフォームは刷新され、予約購入による犬と猫の健康のための健康的で高品質な食品の宅配サービスをすでに提供しています。その他の補完的なサービスは、モバイルプラットフォームを通じて今後提供される予定です。
複雑な課題を通じた企業支援
ヴォードワーズ・サービス(Vaudoise Services)社が開発した「コーポレート・ヘルス・サービス」は、従業員の健康のさまざまな側面における専門家である10の関連提携先の支援によって、企業にさまざまな欠勤防止・管理サービスと健康関連のトレーニングを提供しています。企業が現在ヴォードワーズの顧客であるか否かにかかわらず、これらの新しいサービスは、困難で複雑な状況にあって専門的な知識とスキルが必要とされる組織を支援することを目的としています。
企業向けのソリューションには、例えば、紛争状態にある従業員の調停プロセスの開始、人間工学から特定ビジネス用の特定要件の適合にいたる職場レイアウトの設計、作業停止の防止、コーチングを通じた職場における紛争解決の支援などが含まれます。2021年からは、誰でも参加できる企業の医療サービスをめぐるテーマ別のイベントが、これらの企業によって提供される予定です。