アルゼンチンのICMIF会員であるサン・クリストバル保険(San Cristóbal Seguros)が、テナントと不動産オーナー向けの新しいタイプの保険を発売しました。新たな「保証付き賃貸(Guaranteed Rental)」商品は、不動産を借りたいものの、不動産業者や不動産オーナーが通常必要とする保証がない人に代わって、家主や所有者に保証された賃貸収入を提供します。
「私たちは商品ポートフォリオを拡大し、不動産セクターに特有のソリューションを提供することを目指しています。この保険契約はテナントにとって加入し易く、オーナーにとっては非常に安心です」と、サン・クリストバル保険の商品マネージャーであるゲルマン・ゴドイ(Germán Godoy)氏は説明します。
オーナーや不動産業者が必要とする保証金を提供するのに加えて、この新商品は、未払いの家賃と家賃の支払い遅延に対する延滞金をカバーしています。また、不動産税や不動産手数料などの一般的な費用、さらに必要に応じて電気、ガス、水道サービスの修理や再接続も保障対象です。
このように、新しい保証付き賃貸保険は、すべての関係者(不動産会社、オーナー、テナント)に利益をもたらします。
この保障の提供を可能にするために、サン・クリストバル保険は各テナントとその保証人の保険引受可能性プロファイルの厳密な分析を実行し、これにより、多くの人に追加の保証人となってもらう必要がなくなります。
保証人が1名いれば、将来のテナントの具体的な収入に基づき、アルゼンチン保険監督庁の規定に従い保証契約が不動産会社に提供され賃貸が進められます。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
記事日付 2020.8.4