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R+V(ドイツ) 国連責任投資原則(PRI)に署名

責任ある行動はドイツのICMIF会員R+VR+V Versicherung)の伝統です。協同組合保険組織である同社は今週、国連が提唱する責任投資原則(PRI)に署名したと発表しました。

約80か国の資産運用会社、銀行、保険会社からなるPRI国際投資家ネットワークの目標は、持続可能性の高いグローバルな金融システムを構築することです。ドイツの大手保険組織の一員として、R+Vも今やPRI投資家イニシアチブを支援していると語ります。R+Vは、ドイツの協同組合金融グループであるフォルクスバンク・ライファイゼンバンク(Volksbanken Raiffeisenbanken)の主要パートナーであるファンド会社ユニオン・インベストメント(Union Investment)とともにPRIに署名しました。PRIイニシアチブはとりわけ、メンバーが資本を投資する際に持続可能性の側面に特別な注意を払い、株主としてPRIの原則を積極的に支持することを規定しています。

R+Vの最高経営責任者であるノーバート・ロリンジャー(Norbert Rollinger)氏は次のように述べています。「R+Vは協同組合組織として、環境、職員、顧客、社会に対する責任ある行動は当然のことと考えています。また、PRIの署名により、資金運用における持続可能性と責任感の私たちにとっての重要性も明確にしています。」

R+Vの最高財務責任者であるマーク・ミシャレット(Marc Michallet)氏は次のように述べています。「R+Vは約1,200億ユーロ(15兆円)の投資残高を持ち、ドイツで最大の機関投資家の1つです。私たちは長年にわたり、投資の安全性と収益性だけではなく、倫理的、社会的、生態学的な基準にも目を向け、資金運用における持続可能性の概念を継続的に発展させてきました。したがって、投資業界における持続可能性の重要なテーマを共同で前進させるために、私たちは強い確信を持ってPRIを支持します。」

責任投資の6つの原則は、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の、いわゆる「ESG」の問題を投資行動に組み込むための行動可能なメニューを示す、自発的かつ意欲的な一連の投資原則のことです。

これらの原則は、投資家によって、投資家のために開発されました。それらを実行に移すことで、署名者は持続可能性の高いグローバルな金融システムの発展に貢献します。6つの原則は以下のとおりです。

原則1. 私たちは、投資分析と意志決定のプロセスにESGの課題を組み込みます。
原則2. 私たちは、活動的な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と(株式の)所有慣習にESG問題を組み入れます。
原則3. 私たちは、投資対象の主体に対してESGの課題について適切な開示を求めます。
原則4. 私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを行います。
原則5. 私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために協働します。
原則6. 私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。

※ 文中の金額は1ユーロ=125円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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