ICMIF会員であるFMG（ニュージーランド）が、自動車保険と住宅・家財保険に対して2つのキャンスター最高顧客満足度賞（Canstar Most Satisfied Customers Awards 2020）を受賞しました。相互扶助保険会社であるFMGはニュージーランド市場の他のすべての保険会社を抑え、顧客満足度でこれらの2つの賞を獲得しました。
FMGは自動車保険部門で今年初めて受賞し、住宅・家財保険部門では2019年に引き続き2度目の最高顧客満足度賞の受賞となりました。
FMGは、その5％の市場シェアにもかかわらず、保険会社がランク付けされているすべての満足度要因において、両方の部門で素晴らしいスコアを獲得し、軒並み5つ星の評価を達成した唯一の会社でした。両部門の主な3つの満足度要因は、サービスの質、コストパフォーマンス、コミュニケーションでした。
キャンスター・ニュージーランド（Canstar NZ）のジェネラルマネージャーであるホセ・ジョージ（Jose George）氏は、FMGの成功は同社の顧客への配慮を反映していると語りました。「保険は、主要なプレーヤーがひしめく非常に競争の激しい業界です。FMGが顧客満足度でそれらの会社をすべて上回ったことは大変な大成功であり、その成功を祝福します。」
FMGのクライアント提案＆オンラインサービス担当ジェネラルマネージャーであるグレン・クロアスデール（Glenn Croasdale）氏は、次のように述べています。「二つの賞を受賞できて光栄です。相互扶助の保険会社として、私たちは会員のために存在しており、優れた顧客サービスと商品をお届けするために日々最善を尽くしています。そのため、この表彰はFMGのチームにとって大きな意味があります。」
FMGは、1世紀以上にわたりニュージーランドの農業界で活動してきました。しかし、その歴史的なルーツは農業にありますが、FMGは法人、世帯、個人の保険を幅広く提供しています。また、相互扶助の保険組織として、すべての利益は事業に還元され、顧客をサポートし保険料の競争力を維持します。
FMGの2019年の顧客数正味成長率は7％で、全体の顧客数は94,300となり、農村部の市場シェアは51％となりました。FMGの最高経営責任者であるクリス・ブラック（Chris Black）氏は、不確実な外部環境にもかかわらず力強く成長したこの1年についてコメントし、「このことは、所有者と顧客の利益が一致する相互扶助の保険モデルに人びとが価値を見出していることを反映しています」と述べています。
「これは、利益を上げるように設定されてはいるものの、利益の最大化を目指さないモデルです。それは、『ニュージーランドの農村部により良いサービスを提供する』という永久のコアな目的に基づいており、事業の内部では、相互扶助の強固な価値のセットを日々活用して、人材を引き付け維持し、意思決定を導きます。ニュージーランドの農村および地域に保険を引き続き手頃な価格でお届けできるように、保険料の値上げは最小限に抑えるよう努めています。これらの独自の相互扶助の特徴によって、FMGはニュージーランドの大半の保険会社とはっきり区別されます」と、ICMIF副会長および理事も務めるブラック氏は言います。
