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活動の記録

【終了】ICMIFウェビナー:「相互扶助の保険:最も現代的な保険のビジネスモデル」 2020年10月21日 23時~24時(日本時間)

このウェビナーでは、保険学者のアンティ・タロネン(Antti Talonen)博士が、利用者による所有および相互扶助の保険の特質に専ら注目し、現在および将来の保険の主要なトレンドについて考察します。

タロネン博士は、この分野に関する自らの極めて幅広い国際的研究からインスピレーションを得て、すべての協同組合/相互扶助の保険組織が考慮に入れるべき、相互扶助に関する最も重要な10のアイディアについて見解を共有します。

相互扶助モデルは最も現代的な保険のビジネスモデルであると結論付けた上で、タロネン博士は、保険のプロ、規制当局、立法者、学術研究者にとって興味深い、相互扶助にかかる分析的理解を示してくれます。

発表者
Antti Talonen 博士
ヘルシンキ大学(フィンランド) 持続可能なビジネスモデルのガバナンス 博士研究員
兼 EIOPA(欧州保険・企業年金監督局)保険・再保険ステークホルダーグループ メンバー

アンティ・タロネン博士は、保険の分野で豊富な経験とバックグラウンドを持つ研究者です。タンペレ大学(フィンランド)において、相互扶助の保険組織に関する博士学位審査(「利用者による所有と相互扶助の保険組織:心理的所有の役割とプロセスの改善」)を受け、保険学の博士号を取得しました。

現在はヘルシンキ大学法学部において、「持続可能なビジネスモデルのガバナンス」という研究テーマの下で保険に焦点を当て続けています。また、国際的な学術コミュニティにおいては、このテーマで世界一の情報誌で、エルゼビア(Elsevier)社が発行する「協同組合組織と経営ジャーナル」の編集委員を務めています。

タロネン博士は、科学と実践の接点における共同研究に強力なバックグラウンドを持っています。EIOPA(欧州保険・企業年金監督局)の「保険・再保険ステークホルダーグループ」のメンバーであると同時に、「保険のデジタル倫理に関する専門家グループ」のメンバーでもあります。タロネン博士はまた、保険業界が直面している現在の共通課題を議論するために研究者と実務者を集めて毎年開催されているMIC会議の共同創設者であり開催者でもあります。

 
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