今月初め、オーストラリアの ICMIF会員 RACグループ（Royal Automobile Club of Western Australia (RAC WA)：西オーストラリア州自動車クラブ）は、将来に向けた組織を築き、100万人を超す会員のより大きな利益のための共通の目標を導く、より幅広い変革の一環として、新たな目的、ビジョン、ミッションを発表しました。
RACグループは1905年の設立以来、会員および西オーストラリア州の地域社会のニーズに基づいて運営されてきました。RACグループは目的主導型の会員組織であり株主を持たないため、会員と地域社会のために利益を再投資します。
RACグループの新たな目的、ビジョン、ミッションは、会員とともにより良い西オーストラリア州を創造する原動力であり続けるという考えに基づいています。
| 目的： | より良い西オーストラリア州に向けた推進力となる |
| ビジョン： | 2030年：すべての西オーストラリア人にとってより安全で持続可能そしてつながり合う未来 |
| ミッション： | 西オーストラリア州の生活をより良いものにする前向きな地域社会の変化を鼓舞しつつ、素晴らしい会員サービスと体験を届ける |
RACグループはモータリング・クラブとして発祥し、1,400人以上の職員からなる多様な組織に成長し、100万を上回る会員に幅広い商品とサービスを提供しています。
RACグループは、RACレスキューヘリコプターとその救命活動の後援や、西オーストラリア州の50万人を超える子供たちへの交通安全教育、そして 無人運転技術が私たちの未来をいかに形成するのかについてのより良い理解を助ける自動運転車プログラムの実験（RAC Intellibus ® を含む）への投資など、いくつかの取り組みによって貢献しています。
RACグループは会員を代表して、「危険な道路」キャンペーンや、ながら運転防止キャンペーン、そして自動車税、インフラのニーズ、安全に関する政府への提言を通して、安全かつ持続可能で利用し易い交通手段、そしてより活気に満ちつながり合う地域社会に向けた運動を行なっています。
RACグループはまた、RACの商品やサービスの割引に加えて、燃料や買い物などの節約となる会員特典プログラムを通じて会員に還元を行なっています。
2019年にニュージーランド・オークランドで開催されたICMIF総会において、RACグループの保険部門 RAC Insurance の最高経営責任者であるアンドリュー・オハラ（Andrew O’Hara）氏が、会員はRAC の DNA の一部であり、組織的な変革の中心であることを説明しました。RACグループは、会員価値を高めるより良い革新的な解決策の探索を推し進める組織文化の構築を目指しており、その価値の実現はRACグループの将来にとって極めて重要です。
オハラ氏のプレゼンテーションの録画の視聴や、総会のすべてのビデオセッションへのアクセスを希望する会員は、ICMIF事務局までご連絡ください。
