ICMIF会員のレンスフォーシェクリンガー(Länsförsäkringar)は、最近行なわれた調査でスウェーデンの若手専門家に選ばれる最も魅力的な100社に保険会社として唯一選ばれました。スウェーデンの相互扶助保険会社であるレンスフォーシェクリンガーは、雇用主の選択において若者にアピールし、引き付ける養親をマッピングした「ヤングプロフェッショナル・アトラクション・インデックス 2020」の調査において35位にランクされました。また、この調査で同社は、エコノミストが選ぶ雇用者で9位にランクインしました。
Academic Works が Kantar Sifo と共同で実施したこの調査は、6,000人の若手専門家(職業に就こうとしている学生および研究者)の回答に基づいています。6年連続で毎年行われているこの調査は、企業が将来の労働力を引きつけ育成するために役立つことを目的としています。
この調査レポートでレンスフォーシェクリンガーは、企業文化、価値観、気候変動に関する目標が優れていることが評価されました。調査の回答者は、事業の規模と幅広さから、同社が安全な職場であり、良好な職業能力開発と就業機会を提供すると考えています。
ICMIFが今年初めに発表した調査では、持続可能性と社会的責任がありパフォーマンスの高い事業を行っているレンスフォーシェクリンガーのような協同組合/相互扶助の保険組織には、若い才能を引き付け、定着させる特性に恵まれていることが明らかになりました。
「戦略インサイト:相互扶助の次世代人材」のレポートには、世界の23組織のICMIF会員による回答の概要が記載されており、協同組合/相互扶助モデルを独自の、そして若い世代から「働きたい組織」として位置付けられるのに役立つ幅広い取り組みとプログラムについて説明しています。
これは、ICMIFヤングリーダー・フォーラムのメンバーである若手専門家のグループによって書かれた初のレポートで、協同組合/相互扶助の保険組織が若い従業員を引きつけ、育成し、定着させるための最良の方法に関する包括的な調査の主な知見が概説されています。
先日の「持続可能な投資リーダー」ウェビナーシリーズでは、レンスフォーシェクリンガー 経営委員会委員で前CEOのアン・ソマー(Ann Sommer)氏が、同社の持続可能性に向けた活動の一部と気候変動への取り組みについて取り上げました。ソマー氏は、国連持続可能な開発目標(SDGs)への貢献に向け行なわれている作業と、その取り組みが事業全体において相互扶助の価値提案をいかに実現するかを示しました。このウェビナー「相互扶助の価値創造のためのビジネス戦略におけるSDGsの利用」の録画は、ICMIF会員はだれでもアクセス可能です。