200年以上の歴史を持つICMIF会員アクメア(Achmea)は、小さな相互扶助保険会社からオランダ最大の保険会社に成長しました。アクメアの商品ラインナップには、パートナー組織のラボバンク(Rabobank)経由を含め、あらゆる販売チャネルにおける保険、資産管理、(金融)サービスが含まれます。アクメアの目的は、協同組合の価値観に沿って利用者と社会に価値を届ける最先端の保険会社となることです。
同社はこれを達成するために、(限定ではないものの)次の5つの領域に注目しています。
(1)医療サービスへのアクセス
(2)よりクリーン、安全、スマートな移動手段
(3)安全かつ環境面で持続可能な住宅と生活
(4)起業家精神
(5)現在と将来のための金融ソリューション
アクメアの戦略の主な推進力の1つは、テクノロジーとデータを資産として活用してデジタルでデータドリブンな保険会社になり、これを実現することです。そこには、利用者、職員、パートナーが、デジタルなセルフサービスによって信頼して自らの情報を利用できることが含まれます。このウェビナーでアクメアは、同社の最近のデジタル変革プロセスのストーリーを共有し、将来の機会と課題について考察します。
「デジタル時代の相互扶助」と題したこの一連の隔月のウェビナーでは、世界中のさまざまなICMIF会員が、自らのデジタル戦略やデジタル・トランスフォーメーション追求のプロセスについて事例紹介します。これらの事例からICMIF会員は、他の先進的な協同組合/相互扶助の保険組織が、独自の価値提案とメンバー中心の考え方を維持しつつも、ビジネスをデジタル化し、またデジタル化とイノベーションを全体戦略に統合するために、テクノロジーの力をいかに利用しているかについて知ることができます。自らのビジネスモデルや組織文化を、デジタル化が進展する世界に適応するべく変革しようとする際に、新しいテクノロジーの可能性、デジタル・イノベーション、デジタル・エコシステムにおける戦略的提携などの事例について知ることができます。