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カナダ最大の相互扶助保険会社の新ブランド「ベネバ(Beneva)」が発表される

 

先週、ラ・キャピタル(La Capitale)とSSQ保険(SSQ Insurance)の合併によって誕生したカナダ最大の相互扶助保険会社の新たな名称として「ベネバBeneva)」が正式に発表されました。その新ブランド、アイデンティティ、その価値観を誇りつつ、ベネバはより思いやりのあるアプローチが全国のカナダ人の共感を呼ぶと確信しています。

  75年以上の経験と頼りになる従業員

ベネバの会員と顧客はその活動の中心にあり、その独特のアプローチのメリットを享受します。会員と顧客は、ベネバが彼らのライフイベントを通して安心を提供することにより寄り添ってくれることを期待できます。ベネバの約束は明確であり、サービスを提供する地域社会の幸福に貢献しながら、シンプルでアクセスしやすい商品とサービスを提供します。

「ベネバは、保険および金融サービスにおいて認められ信頼できる専門知識を伴った75年以上の経験に基づいています。ベネバの誕生は、『人が人の面倒をみる』という保険の本質に立ち返りつつ、全国規模で成長する手段を私たちに与えてくれるものです。今年1月に両社の合併が明らかになって以来、会員とお客様のために行われてきた取り組みをとても誇らしく思います。ベネバの発表は、新たなアイデンティティの結合とビジョンを具体的にしてくれます」とベネバの社長兼最高経営責任者であるジャン=フランソワ・シャリフー(Jean-François Chalifoux)氏は述べています。

相互扶助主義者のルーツに触発されたベネバという名前の強みは、その意味にあります。同社を選択することが自分にとって有益であり、本来的に思いやりであることを顧客は理解しています。名前の語源 – bene(良い: good)とva(行く: to go)– はまさに完全にポジティブなものです。ベネバは大手保険会社の強さとリーチを思い起こさせますが、親しみを感じさせる側面を持っており、まったく新しい種類の体験を示唆しています。

  大手金融グループ「ベネバ」の概要

2つの企業が一緒になったベネバは、保険業界と雇用市場において主要なプレーヤーとして位置付けられます。5,000人以上の職員が働くベネバは、引き続き最高の人材を採用し、それによりその成長と発展の目標を確認しています。実際、全国的に成長するためにベネバは従業員の力と専門知識を頼りにしています。

「一緒になることで、個人、グループ、組合向けの保険・金融サービスの提供を拡大しています。ベネバの名前は、カナダ全土での存在感を高める手段を私たちに与えてくれています。これにより私たちは、人びとの近くに在りつつも、カナダの大手保険会社の中で伍していくことができます」とジャン=フランソワ・シャリフー氏は述べています。

両社の事業は徐々に統合されていきます。この移行によりベネバは、そのブランドの基本(beneva.ca/launchでビデオを閲覧可能)に基づき独自のカルチャーを拡大することが可能となります。

  ICMIF会員のベネバについて

ラ・キャピタル(La Capitale)とSSQ保険(SSQ Insurance)の合併により誕生したベネバは、350万人を上回る会員・顧客を抱えるカナダ最大の相互扶助の保険会社になりました。ベネバは5,000人以上の献身的な職員を雇用しています。すなわち、「人は人の面倒を見る」です。その人間的なアプローチは、相互扶助主義者の価値観に根ざしており、すべてのベネバ職員によって共有されています。運用資産が200億カナダドル(1兆6,400億円)超のベネバは、保険・金融サービス業界の主要プレーヤーとしての地位を確立しています。本社はケベックシティにあります。詳細については、beneva.caを参照してください。

ベネバはグループ保険においてケベック州でトップ、カナダで4位です。また、損害保険では、ケベック州で3位、カナダで13位、個人保険においてはケベック州で4位、カナダで6位です。また、貯蓄においても強力な地位を占めており、分離ファンドではカナダで7位にランクされています。

ジャン=フランソワ・シャリフー氏は、今年前半のICMIFへの加入について次のように述べています。「当社は国内最大の相互扶助保険会社として、カナダの相互扶助主義および協同組合運動を先導しています。ICMIFを通じて、私たちは世界最大の相互扶助のネットワークに参加することになります。これは、私たちの組織の資産になると確信しています。ICMIF会員の知識、スキル、経験は、特に持続可能性、イノベーション、新たなリスクに関して、私たちの競争力の強化に貢献するでしょう。何よりも、相互扶助や協同組合のモデルを私たちの会員や顧客に宣伝できることを嬉しく思います。」

※ 文中の金額は1カナダドル=82円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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