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NTUCインカム(シンガポール)の保険商品「スナック(SNACK)」がビザカードとの提携による「スナックアップ(SNACKUP)」でラインナップを拡大

 

シンガポールのICMIF会員 NTUCインカムNTUC Income、「インカム社」)とビザ(Visa)は、加盟店と参加ブランドの完全な貢献による、消費者がビザカードを使用する度に保険金額を積み立て可能な業界初の保険商品である「スナックアップ(SNACKUP)」を共同で立ち上げました。「スナックアップ」は、消費者が公共交通機関の利用、外食、ランニングなどの日常の行動にリンクして保険金額を積み立てることができる、ライフスタイルに基づいた画期的なマイクロ保険契約のモデルである「スナック(SNACK)」の拡張版です。

インカム社によると、「スナックアップ」は従来の保険購入チャネルを再考し、参加するブランドが非常にユニークな方法で消費者と関わり、顧客がビザカードで支払いを行なうたびに顧客の保険による保障に貢献するコミュニティの構築を目指します。

「スナックアップ」は、消費者の買い物習慣に基づいて構築されており、ビザカードで購入代金を支払う際に、インカム社が「積み立て可能な」保険金額と呼ぶものをリベートの形で消費者に付与します。消費者が参加店舗で行うすべての取引について、ポイントプログラムまたは現金割引を介して顧客に報酬を与える典型的な方法と同様に、加盟店は「スナック」の消費者の保険ポートフォリオに100シンガポールドル(7,800円)相当の保険金額を「リベート」として付与します。たとえば、UOB YOLOカードとRevolutカードの保有者は、シンガポールの任意の加盟店でビザカードを使用すると100シンガポールドルの保険金額が付与されます。「スナックアップ」加盟店ブランドで購入した場合、さらに100シンガポールドル相当の保険金額が付与されます。

顧客は、インカム社のいくつかの異なるプラン(定期生命保険(TL)、重病保険(CI)、個人傷害保険(PA)のいずれか、または3つの保険商品すべて)において加盟店からの保険金額を積み立てる選択ができます。これを行うためには、消費者は「スナック」モバイルアプリ上で自分のビザカードを選択した保険商品にリンクさせるだけです。このアプリは、消費者が「スナックアップ」加盟店においてビザカードで取引を続けると、保障の累積額をリアルタイムで反映します。

たとえば、ザック(Zac)という保険契約者は、ビザカードを個人傷害保険(PA)にリンクしています。「スナックアップ」参加ブランドの「おまかせバーガー(Omakase Burger)」でハンバーガーのセットを買うことにしました。彼のビザカードでの支払いが完了すると、加盟店リベートの形で100シンガポールドル(7,800円)相当の保険が「スナック」アプリの個人傷害保険(PA)ポートフォリオに自動的に追加されます。なお、ザックがビザカードをTL、CI、PAの3つの保険商品すべてにリンクし、おまかせバーガーで食事を購入した場合、「スナック」アプリの保険ポートフォリオに、保険商品ごとに100シンガポールドル、合計300シンガポールドル(2万3,400円)相当の保険金額が付与されます。おまかせバーガーが100シンガポールドルの保険金額を付与した際に発行されるそれぞれのマイクロ保険契約の保険期間は360日です。

インカム社の最高デジタル責任者であるピーター・テイ(Peter Tay)氏は次のように述べています。 「保険が被保険者のライフスタイルに組み込まれ、すべての人に利用可能となる『スナック』と同じ前提に基づくことで、『スナックアップ』は顧客の関わり方と保険への加入の仕方に新たな次元を切り開きます。強力なテクノロジー・パートナーであるビザ社と協力し、お客様がビザカードを使用するたびに参加加盟店が付与する即時リベートを保険の形で受け取れるようにすることで、お客様により大きな価値を提供できることを非常に嬉しく思います。」

ビザ社のシンガポールおよびブルネイのカントリーマネージャーであるクナル・チャタジー(Kunal Chatterjee)氏は次のように述べています。「『スナックアップ』は、お気に入りのブランド店でカード支払いをすることで、シンガポールの人たちが保険の保障を積み上げる方法を変革し、革命をもたらします。これは、加盟店と協力してカード保有者に支出に応じた保険を提供し、ビザのプラットフォームの能力を活用して『スナックアップ』をビザカード保有者にとっての付加価値として導入するという、この種の取り組みでは世界初となります。レストランでの食事の支払い、小売店での買い物、公共交通機関の利用など、カード保有者が日常生活を送る中で保険の保障を付与することは、パートナーである『スナック』が創り出した非常に斬新な取り組みです。私たちのカード保有者には、支払いを行なって報酬を獲得する中で保障を積み上げるこの革新的な手法を受け入れていただけるものと信じています。」

「スナックアップ」の参加ブランドは現在、RevolutやUOBなどのカード発行会社から、おまかせバーガー、フードパンダ(foodpanda)、サーニーズ(Sarnies)、さらにはフレッシュジュース自動販売機ブランドの iJooz といった食品やライフスタイルのブランドにまで及んでいます。

ピーター・テイ氏は、「顧客の保険の旅に関わりたいと考えており、そして『スナックアップ』商品の価値を顧客と関わり報酬を与える新たな手法と見なしているブランドと協力できることを非常に心強く思います。参加ブランドが増加を続ける中で、『スナックアップ』が多様なニーズや感情のポイントに対応できるように、より幅広い商品およびサービスカテゴリを含めることを目標としています。最終的には、日常生活の一部として保険の保障を便利かつ直感的に積み立てることの価値を理解している、同じ考えを持つブランド、パートナー、顧客のコミュニティをより大きく成長させたいと考えています」と付け加えました。

「スナックアップ」の発表は、2020年6月の「スナック」のデビュー後に行われました。「スナック」はこれまでに8万件を超える保険証券を発行しており、シンガポールの定期生命保険、重病保険、個人傷害保険を合わせた保障総額は2,600万シンガポールドル(20億2,800万円)を超えています。「スナック」はまた、その法人向けモデルである「スナックプラス(SNACK +)」を、「スナック」上で従業員や会員に対してより大きな保障の提供を目的とする企業パートナーに展開することにより、保険をより加入しやすくしました。これらの企業パートナーには、ケンタッキーフライドチキン、フードパンダ(foodpanda)、EZ-Link、全国労働組合会議(NTUC)、ララムーブ(Lalamove)、SAFRAなどが含まれます。

「スナックアップ」の詳細については、www.snackbyincome.sg/snackupにアクセスしてください。

※ 文中の金額は1シンガポールドル=78円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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