ベルギー全土で約160の予防接種センターが設置されています。ベルギーのICMIF会員であるP&Vグループ(P&V Group)の保険で保障を受けている76の町や自治体は、センターの展開と運営の両方の観点から、その地域に設置されている予防接種センターに対する無償での保障を期待できるようになりました。
この無償の保険は、自治体およびその予防接種センターで働くボランティアの民事責任をカバーします。ボランティアの怪我や、ワクチンを含む設備への損害が保障されます。唯一の条件は、その市町村が既にP&Vの保険支店の顧客となっていることです。
不動産資産の保険が提供する保証は、各予防接種センターで使用される設備に無償で適用されます。これには、使用されているコンピューターおよび電子機器が含まれます。とりわけ、火災、水、嵐、盗難により引き起こされた損害がカバーされます。仮設の建物は、基礎が固定されているかどうかにかかわらず、最大100万ユーロ(127万円)まで保障されます。
P&Vの経営委員会会長であるヒルデ・フェルナイレン(Hilde Vernaillen)氏は、「この決定により、お客様である自治体に安心を提供し、この健康上の危機から抜け出すために迅速かつ効果的な予防接種キャンペーンを必要としている社会への責任を果たしたいと考えています。」と述べています。
新型コロナウイルス関連の保障は保険契約者に引き続き適用
2020年春に新型コロナウイルスの危機が発生したとき、P&Vグループは、顧客が危機を乗り越えるのを支援するために、家庭と企業の両方の顧客にさまざまな保障を無償で適用しました。この保障の適用拡大は今でも続けられています。
たとえば、ホスピタリティ産業では、民事責任と労働災害の保障がテイクアウトサービスの立ち上げや食品の宅配にまで拡大されています。
療養所、教育施設、保育園においてボランティアの民事責任はカバーされています。
義務的な在宅勤務の一環として、P&Vグループで家族保険に加入している顧客は、個人の怪我に対する保障を無償で受けることができます。
これらの適用拡大は、独立した代理店のネットワークを通じて保険を販売するP&Vと、独立した保険ブローカーと連携する Vivium の両方によって適用されています。
※ 文中の金額は1ユーロ=127円で換算