W. R. バークレー社傘下で、ICMIF協賛会員のバークレー・リー・ソリューションズ(Berkley Re Solutions)は、「職場内暴力保障」を導入しました。これは保険会社が、被保険者に影響を与える悲しい出来事に即座に対応するのに役立つ、新しく革新的ですぐに利用開始できる再保険ソリューションです。
米国労働安全衛生庁(OSHA)によると、約200万人の労働者が職場内暴力の犠牲者になったことがあると報告しており、米国人材マネジメント協会によると、従業員の7人に1人は職場が安全でないと感じています。多くの場合、企業はそのような出来事にともなう感情的および経済的コストに対処する用意ができていません。
バークレー・リー・ソリューションズは、組織が職場内暴力の悲劇に備え、対応し、立ち直るのに役立つ、数多くの具体的な保障やサービスを作成しました。開発に向けた努力の一部として、同社は危機管理やメンタルヘルス・カウンセリングなどの専門家と提携しています。
「このソリューションの開発では、パートナーの保険会社との協力が重要でした。私たちが必要な保障とサービスの幅と奥行きに集中するのを彼らが助けてくれました」と、バークレー・リー・ソリューショズのグレッグ・ダグラス(Greg Douglas)社長は述べています。「おかげさまで、私たちのプログラムは、具体的な保障範囲と多様な価格帯での対応が可能です。この柔軟なサービスと保障範囲を持つ商品の設計にお手伝いいただいた保険会社の皆様に感謝いたします。このような協調的なアプローチを取ることで、今日の社会におけるこの不幸な、しかし非常に現実的な懸念に役立つ、このすぐ利用可能な再保険プログラムの提供が可能となりました。」
バークレー・リー・ソリューションズは、再保険の保障を100%行なうか、あるいはパートナーを招いてリスクを即時または事後的に分担します。「保険会社が自分の顧客に必要なソリューションを提供する方法を模索する中で、再保険パートナーにこのような透明性のあるクォータシェアの柔軟性を持たせるのは重要なことです。職場での暴力は私たちの社会の悲劇的な現実であり、今や私たちの顧客は必要とされるときに被保険者をよりスムーズに助けることができます」と、副社長兼最高引受責任者のビル・シーフリード(Bill Seefried)氏は述べています。
副社長兼最高マーケティング責任者のクリストファー・エリス(Christopher Ellis)氏は次のように述べています。「私たちは広範な調査と商品設計作業を行い、慎重にサービスパートナーを選びました。この再保険付きプログラムは、顧客の保険会社ですぐに展開できる準備ができています。既存の保険会社ではこのようなオプションはほとんど無いため、代理店からの引き合いが来ています。職場内暴力の保障は、保険会社が保険契約者に価値あるタイムリーなソリューションを提供できる方法の一つです。」