アメリカのICMIF会員であるシェルター保険(Shelter Insurance)は、オンライン求人プラットフォーム「ダイバーシティ・ジョブズ(DiversityJobs)」により、保険カテゴリーで2021年の「最もダイバーシティに優れた雇用主」に選ばれました。このリストは、「多様な労働力と文化を構築するための献身と卓越したコミットメントを示した」雇用主を認定するものです。
シェルター保険におけるダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)
シェルター保険は、すべての代理店、従業員、コミュニティパートナーの多様な視点をまとめることに取り組んでいます。それぞれの異なる視点を活用することで、誰もが組織に貢献できる包摂的な環境が生まれ、多様な顧客のニーズに対応し、ビジネス目標を達成する能力を強化します。
シェルター保険のダイバーシティとインクルージョンの旅は、32年以上前のダイバーシティ・インターン・プログラムの創設により正式に始まりました。シェルター保険は何年にもわたって、同社ならびに業界全体に多様な学生集団を引き合わせ、その学生の一部を採用し定着させることに成功してきました。
ダイバーシティ・インターン・プログラムの開始以来、シェルター保険はこの中核的価値を強化するための新たな機会を探し続けています。社内には専任のポジションがあり、継続的な改善に向けた焦点と注意を強化する責任を持っています。2018年には、多様な労働力の重要性と価値について述べた「コミュニティの原則」を採用しました。シェルター保険は会社として、同社をより強くするそれらの重要な信条を継続的に見直し関与する必要性を認識しています。
シェルター保険がこれを行う方法の1つは、成長する職業人ネットワーク(EPN)、シェルター保険女性擁護グループ(SWAG)、多文化グループ(MCG)、ハッピーワーク・チーム(HWT)、シェルター保険能力認識グループ(Ra11y)の5つの「従業員リソースグループ(ERG)」を通じて行なうことです。これにより、従業員と関わり、それぞれの分野で組織内に影響を与えるためのさまざまなプログラムと取り組みを提供します。
シェルター保険は、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)の取り組みを誇りに思っており、「ダイバーシティとインクルージョンの年次報告書(Diversity and Inclusion Annual Report)」の中で、同社が追求するプログラムと機会とについて詳しく説明しています。2020年のレポートで、シェルター保険の社長兼最高経営責任者であるマット・ムーア(Matt Moore)氏は次のように述べています。「今年を振り返って、シェルター保険にはダイバーシティとインクルージョンを強力に推進してきた歴史があることをご理解いただければ幸いです。それは流行語やスローガンではなく、私たちの行動によって裏付けられたものです。目的地には到達していません。実際のところまだ長い道のりがあります。それは、私たちがどのように決定を下すか、そして私たちが地域社会でどのように関わり合うかといった、私たちが行うすべてのことの一部でなければなりません。私たちはこの旅に全力を尽くし、長期的かつ永続的な変化をもたらすために最善を尽くします。」
レポートの後半で、人事担当バイスプレジデントのステイシー・スミス(Stacye Smith)氏は次のように付け加えています。「より多様で包摂的な企業になるために私たちが行っている仕事を誇りに思います。それは、人々の価値観と貢献を高く評価し、お互いに尊敬され、つながりを感じられる仕事です。私たちは日々改善していますが、しかし、やるべきことはまだたくさんあり、私たちは共同してことにあたっています。」
ダイバーシティ・ジョブズの使命は、ダイバーシティを心がける雇用主が、最良かつ最も聡明で多様な人材に関与する場を設けることで、職場でのダイバーシティとインクルージョンを促進することです。ダイバーシティ・ジョブズは、オンラインの求人検索ツールと無料のキャリアアドバイスを求職者に提供するとともに、ダイバーシティ採用サービスを雇用主に提供します。
詳細については、シェルター保険Webサイトの「ダイバーシティ」にアクセスするか、このリンクから2020年のダイバーシティとインクルージョンのレポートをダウンロードしてください。