イギリスを拠点とする保険会社でICMIFのメンバーであるNFUMutualは今週、イギリス中のコミュニティが直面している継続的な課題に対応するために、NFU Mutual CharitableTrustを通して8つの慈善団体を支援するために75万ポンド(1億1、250万円)を追加拠出することを約束しました。この資金は、メンタルヘルスの懸念や食糧不安への対応など、さまざまな慈善団体の取り組みを支援します。
今週発表された、追加の資金提供の恩恵を受けるように設定された8つの慈善団体は次のとおりです。
・Addington Fund
・FareShare
・Farming Community Network
・Prince’s Countryside Fund
・Royal Agricultural Benevolent Institution (R.A.B.I)
・RSABI
・Rural Support
・Samaritans
・FareShare
・Farming Community Network
・Prince’s Countryside Fund
・Royal Agricultural Benevolent Institution (R.A.B.I)
・RSABI
・Rural Support
・Samaritans
NFUミューチュアルは、この寄付金がすぐに利用できるようになると、サポートへの需要が高いにもかかわらず通常の募金イベントの多くを中止せざるを得ない時にも、慈善団体は重要なサービスを提供し続けることができると言います。
飢えと食品廃棄物と戦うイギリス最大の慈善団体であるFareShareは、15万ポンド(2、250万円)の寄付を受け取ります。
この寄付は、無駄になってしまうであろう食料を飢えの危険にさらされている人々に渡すことへの助けになるでしょう。パンデミックの結果として、より多くの人々が最前線のボランタリーセクターのこのようなサービスを利用するようになりました。FareShareはこのサービスに対する需要の急増を経験しており、英国の食糧不安の継続的な増加に備えています。パンデミックが始まって以来、同慈善団体が毎週配布する食料の量は2倍以上に増加しており、これは200万食以上に相当します。
FareShareの最高経営責任者であるリンゼイ・ボスウェル(Lindsay Boswell)氏は、次のように述べています。「 FareShareが、イギリス全体で最も困窮している人々に供給している大量の食料を引き続き配布できることが不可欠です。この支援は非常に重要な時期に来ており、何百万人もの人々が食糧の貧困を経験している一方で、おいしい食糧が無駄になるという問題に取り組み続けることで大きな変化を生むでしょう。我々は、NFUミューチュアルに非常に感謝しています。いただいた寄付は、アバディーンとコーンウォールにある新しい倉庫のプロジェクトを拡大し、イギリスの農村部や孤立した地域に食料を届けるのに役立ちます。」
Samaritansは、パンデミックへの慈善団体の対応と農村地域での活動を支援するために、10万ポンド(1、500万円)の寄付を受け取る予定です。Samaritans は、問題への対処に苦労している人のためにあり、7秒ごとに寄せられる助けを求める呼びかけに応えます。彼らは年中無休で昼夜を問わず活動しており、電話、電子メール、手紙、対面(現在コロナウイルスのために停止中)などの問い合わせ対応とウェールズ語による同様の対応を通してサポートを行っています。
SamaritansのCEOであるジュリー・ベントレー(Julie Bentley)氏は、次のように述べています。「Samaritansは重要なサービスであり、他に類を見ない1年間、これまで以上に必要とされています。孤独と孤立の高まりとともに、パンデミックの課題が続く中、NFUミューチュアルの寄付は、農村地域の人々を含め、対処に苦労しているすべての人のためにSamaritansが傍にいるのを助けます。一緒になって、サポートを必要としている人々に違いをもたらすことができます。」
75万ポンドの追加資金は、パンデミックによって引き起こされた継続的な課題に対応して行われた、2021年に地域社会を支援するためのNFUミューチュアルの275万ポンド(4億1,250万円)の寄付の一部です。残りの200万ポンド(3億円)は、保険会社の代理店寄付基金を通じて地元の最前線の慈善団体に寄付されます。
NFUミューチュアルのグループ最高経営責任者であるリンゼイ・シンクレア(Lindsay Sinclair)氏は次のように述べています。「最近のNFUミューチュアルの調査によると、回答者の5人に1人がパンデミックの潜在的な感情的影響への対処に不安を感じています。これらの感情はサポートの必要性を高めています。私たちはこれらの慈善団体が需要を満たすのを支援し、特に困難であることが証明されているときに、地域社会に対する実践的で感情的なサポートを維持できるようにしたいと考えています。」
「資金提供の影響は、孤立した脆弱な人々、精神障害を経験している人々、イギリス全体で経済的課題に直面している家族に届きます。パンデミックが私たちの社会に影響を及ぼし続けているため、特に懸念されるすべての分野です。」
「昨年は、1998年に設立されて以来、慈善信託によって提供されたサポートの価値が最も高くなりました。今年は、国の慈善団体が重要なサービスの需要を満たすために努力しているのと同じレベルの資金を提供できることを誇りに思います。私たちは、これらが引き続き困難な時期であることを認識し、進行中の危機の間に私たちの強化された支援を拡大することの重要性を理解しています。」
※ 文中の金額は1ポンド=150.00円で換算
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。