イギリス国内で健康保険を展開している、ICMIFメンバーのシンプリーヘルス(Simplyhealth)は、2021年3月から12か月間、カーボンフットプリント社の「カーボンニュートラル+」のステータスを獲得しました。
このステータスは、二酸化炭素の排出量を削減し、残りの排出量を相殺するとともに、世界各地のコミュニティを支援することを目的とした3つの国際的なエネルギー効率化プロジェクトを支援することによって達成されました。
これらには、スーダンでの石火(stone fires )を燃料効率の良いストーブ( fuel efficient stoves)に置き換えるプロジェクト、ブラジルでの森林破壊と森林劣化の軽減、ウガンダでの試錐孔(borehole)修復プロジェクトが含まれます。さらに、シンプリーヘルスは、2021年にイギリスで約500本の植林を行う予定です。
二酸化炭素排出量を削減するために、シンプリーヘルスは、再生可能エネルギー原産地保証(REGO、Renewable Energy Guarantee of Origin )スキームの下で100%「グリーン」であるとして独立して認定された電力を購入しています。シンプリーヘルスのAll Together Healthier プロジェクトを通じて、残りの排出量を積極的に削減するための管理、例えば、ハイブリッド車や電気自動車への切り替え,廃棄物の埋め立てゼロ、技術的に可能な限り廃棄物をリサイクル、コンピュータや電気機器の廃棄物をすべてリサイクルするなどの取り組みを行っています。
シンプリーヘルスの二酸化炭素排出量計算は、在宅勤務によって生まれた二酸化炭素排出量を含む、直接および間接のすべての排出量が含まれます。
シンプリーヘルスの施設および環境担当ディレクターであるガレス・ウィリアムス(GarethWilliams)氏は、「2021年にふたたびカーボンニュートラル+のステータスを達成し、世界各地の地域社会や環境に良い影響を与える革新的なプロジェクトに貢献する機会を得たことをうれしく思います。シンプリーヘルスでは、私たち全員が依存している地球の資源と生態系を守ることが私たちの責任であると理解しています。」と述べています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。https://www.icmif.org/news_story/simplyhealth-gains-carbon-neutral-status/
掲載日付2021.3.24