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ゴアミューチュアル保険(カナダ)は、引受および請求における不正防止機能を強化します

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カナダのICMIFのメンバーであるゴアミューチュアル保険( Gore Mutual)は、わずか数年間のうちに、中規模の地域キャリアから、クラス最高のテクノロジーとオペレーションモデルに支えられた全国規模の保険会社へと、野心的な変革プログラム (ambitious transformation programme)の真っただ中にあります。

ゴアミューチュアル保険は、同社の大規模な変革の一環として、高度な不正防止機能をさらに強化しようとしています。ゴアミューチュアル保険はAIを搭載したプラットフォームを持つFRISS社と提携し、そのAI活用したプラットフォームにより、引受と請求の両方でリアルタイムの不正検出と防止を可能にするとともに、同社の特別調査の取り組みをサポートします。

ゴアミューチュアル保険のクレーム担当バイスプレジデントであるニール・ウィアー(Neil Weir)氏は「トランスフォーメーション戦略の一環として、オペレーションを強化し、デジタル能力と予測分析力を高めるために、すべてのテクノロジーを拡張し、近代化しています。FRISSは不正防止ソフトウェアの世界的リーダーであり、その革新的なプラットフォームは、当社が保険契約サイクルを通じて不正リスクを迅速に特定するのに役立ち、すべてのお客様により良いサービスを提供できるようになります。」と述べています。

リアルタイムFRISSソリューションは、リスクや不正の指標と予測モデル、ネットワーク分析、テキストマイニングなどの強力なAI技術を独自に組み合わせて提供します。これらにより、ゴアミューチュアル保険は保険金詐欺に対してより強固な姿勢で臨むことが出来るようになるとともに、保険会社とその契約者のために、より効率的な引受および保険金請求サービスを可能にします。

「カナダ保険局によると、保険金請求の1015%に不正行為が含まれており、そのためカナダ人は保険料として数十億ドルもの費用を負担しているといいます。私たちのチームは、ゴアミューチュアル保険の変革の一環として同社と不正請求防止機能の強化に協力できることをうれしく思います。」と、FRISSCEO兼共同創設者であるジョレン・モレンホフ(Jeroen Morrenhof)氏は述べています。

1839年に設立されたゴアミューチュアル保険は、カナダで最も古い損害保険会社で、保険料は5億カナダドル(87.4億円)、資産は11億カナダドル(192.28億円)を超えています。オンタリオ州ケンブリッジとブリティッシュコロンビア州バンクーバーを拠点とする、450人以上の従業員を擁するカナダ資本の保険会社で、人、技術、革新への投資で知られています。ゴアミューチュアル保険は、2014年にオンタリオ州保険ブローカー協会(IBAO)からNo.1保険会社に選ばれ、2019年の「金融サービスと保険のベストワークプレイス」に選ばれ、2020年の「ベストワークプレイスカナダ」に認定されました。

※ 金額は1カナダドル=17.48円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/gore-mutual-enhances-anti-fraud-capabilities-in-underwriting-and-claims/

掲載日付2021.3.26