サイバー脅威が高まる中、Sontiq社のCyberscout®保険サービスは、オランダのICMIFメンバーのユニヴェ(Univé)を含む個人・中小企業の保険会社に包括的かつ区分的なサポートを提供しています。
Sontiq社とUnivéは提携し、110万人のUnivéの契約者にSontiq社のCyberscout製品を通じてサイバー保険とサイバー犯罪対策サービスへの即時アクセスを提供しています。この提携は、契約者がサイバー犯罪によって引き起こされた損害から保護、制限、回復を行うことができるように設計されており、多くのサイバー犯罪に対する保険による保障と24時間・365日のヘルプデスク・サポートを、すべての損害保険に標準で提供します。
COVID-19のパンデミックは世界中でサイバー攻撃の波を巻き起こし、あらゆる市民が詐欺や個人情報保護のリスクにさらされています。オランダ中央統計局によると、毎年200万人以上のオランダ国民がサイバー犯罪の被害にあっており、その数は急速に増加しています。米国では、成人の3分の1以上が個人情報の盗難を経験しており、2020年3月以降、米国の失業保険やCovid-19救済の不正行為は2,000億米ドル(21兆7,600億円)以上にのぼり、この集計には、他の形態の個人情報犯罪による損失は含まれていないとSontiq社は言います。
Sontiq社は、すべての組織や個人がデジタル技術への依存度を高めていることを指摘し、Univéのような保険会社は、ますます脆弱になる顧客をサイバーリスクから守ることが急務であると認識していると述べています。
「会員企業は、常時接続された世界で増大するサイバーリスクに直面しており、巧妙化するサイバー犯罪者に対して強力な優位性を持つ必要があるとしています。」と、Univé Schadeのディレクターであるマルコ・ナンネ(Marco Nanne)氏は言います。「Univé Cyberhulpは、契約者が最も必要なときに支援と保護を提供してくれる、今では欠かせない製品です。さらに積極的なアプローチを可能にすることが不可欠であるため、Cyberscoutの専門家による24時間365日のサポートと教育を導入して、可能な限り最も堅牢な保護を実現します。」
Sontiqのグローバル保険責任者であるマット・カリナ(Matt Cullina)氏は、次のように言います。「包括的なサイバー保障、積極的なサービス、教育に対する需要は、個人から中小企業の間で高まっています。オンライン詐欺、詐欺、サイバー犯罪が蔓延するにつれ、Sontiq社はCyberscoutを通じて、Univéが迅速かつ自信を持って市場に参入するのを支援しました。」
2021年2月8日より、100万人以上の保険契約者にCyberhulpソリューションが提供されました。「これは、統合されたライブおよびオンラインのサイバーサポートサービス、教育ツール、サイバー保険を特徴とする、革新的な最新のサイバー対応策です。」と、Sontiq社のグローバルマーケット担当コマーシャル・ディレクターのトム・スピアー(Tom Spier)氏は付け加えます。「Univéプラットフォーム全体にサイバーを提供するこのモデルは、商品化された市場での差別化を目指す個人および中小企業の保険会社にとって大きな飛躍でとなるでしょう。」
今年の初めに、ICMIFの賛助会員であるCyberscout社が、The Wicks Group of Companies、LLC傘下の企業で、Intelligent IdentitySecurityのリーダーであるSontiq社に買収されたことが発表されました。
Cyberscout社は、Sontiq社のクラウドベースの製品とサービスのプラットフォームに加わり、お互いにハイタッチのサービスとサポートの提供することに注力しました。Cyberscout社の対応策には、個人向けおよび商用のサイバー保障に焦点を当てたものと、従業員の福利厚生パッケージに含まれている補完的なプログラムがあります。Sontiq社の包括的な製品ポートフォリオにより、大手保険会社、相互保険会社および再保険会社は、サイバーセキュリティに関する教育、保護、鑑識、事故対応、解決サービスを受けることができます
※ 文中の金額は1米ドル=108.80円で換算
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.5.7