「スポットがフルストップ(終止符)にならないように。(Don’t let a spot become a full stop.)」。これは、ICMIFのメンバーであるFMG(FMG)が、メラノーマ・ニュージーランド(Melanoma New Zealand)との提携でニュージーランドの農村部に住む人々に伝えているメッセージです。
ニュージーランドの農村部の50%以上がFMGの保険に加入しており、FMGはこの地域で強い存在感を示しています。FMGは本日、メラノーマによる回避可能な苦しみと死を防ぐための支援を行うために、メラノーマ・ニュージーランドと提携することを発表しました。
FMGのチーフ・クライアント・オフィサーであるアンドレア・ブルナー(Andrea Brunner)氏は、FMGは農場で最も重要な資産は農家自身であるとよく話す、と語っています。
「メラノーマ(悪性黒色腫・皮膚がん)が早期に発見されれば、ほとんどの場合、治療可能であることを考えると、定期的な皮膚検査を行うことの利点は否定できません。私たちの農家や生産者は、ニュージーランドの紫外線の強さのために、世界で最も悪性黒色腫のリスクがあると言われています。彼らが健康でいられるようにサポートし、成長し続けられるようにすることすることは、私たちにとって非常に重要です。」とブルナー氏は述べています。
Melanoma NewZealandの最高経営責任者(CEO)であるアンドレア・ニューランド(Andrea Newland)氏は、ニュージーランドの農村地域で、屋外で肌を保護する方法や定期的に肌のチェックを行うことの重要性を認識を高めてもらうことが、命を救うことに繋がると語っています。
「ニュージーランドは、悪性黒色腫の発生率が世界で最も高い国です。ニュージーランドでは、毎年4000人以上が悪性黒色腫と診断され、約300人が悪性黒色腫で亡くなっています。実際、交通事故よりも多くの人がこの皮膚がんで亡くなっています。しかし、幸いなことに、悪性黒色腫は予防が可能であり、早期に発見されればほとんどの場合、治療が可能です。」と、ニューランド氏は述べています。
FMGは、Melanoma NewZealandの主な予防および早期発見のメッセージ、教育、アドバイスを、農村地域とのつながりを通じて共有することを支援します。これには、農村地域のフィールドデーやA&Pショー、6月にハミルトンのミステリー・クリークで開催されるナショナル・フィールドデイなどのイベントが含まれます。
FMG National Fieldaysのサイトでは、UVカメラで自分の肌の日焼け具合を確認することができ、記録カードを集めてニュージーランドのメラノーマのサイトに持っていくと、無料のスポットチェックを受けることができます。
「FMGが私たちの農村部のパートナーとして参加してくれることを嬉しく思います。FMGと緊密に協力して、多くの農村部のニュージーランド人の健康と生活に真のインパクトを与えたいと思います。」と、ニューランド氏は述べています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.5.18