技術革新の追求を継続-ICMIFのメンバーのウニポール( Unipol)のウニポールサイ(UnipolSai )は、既存のブラックボックス・テレマティクスソリューション「Unibox」を進化させた「Unibox Safe」を発表しました。
Uniboxは、自動車のTPL保障(賠償責任:Third Party Liability)と統合衛星技術( integrated satellite technology)を組み合わせて、イタリアの450万人を超える顧客に、運転量に応じた支払オプションを提供しています。新しい設計のUnibox Safeには、より高いレベルのサービスが含まれており、顧客のさらなる安全性を約束しています。
洗練されたeCallシステムを搭載したUniboxSafeは、支援センターとハンズフリーで連絡を取ることができ、必要な時にはいつでも顧客が起動することができます。また、重大な事故が発生した場合には、ロードサイドアシスタンス(および必要に応じて医療支援)が自動的に作動し、迅速かつ重要なサポートを保証します。
太陽電池を搭載したUniboxSafeは、持続可能性への貢献において他のソリューションよりも際立っています。また、移動距離を減らすことで保険料の削減ができるなど、顧客の貯蓄ニーズにも応え続けています。
モビリティエコシステムに対するUnipolの取り組み
Unipolは、900万件以上の自動車保険契約を持つ、イタリア最大の損害保険会社です。2004年に自動車に搭載された最初のブラックボックスであるUniboxを使用して以来、イタリアにおけるブラックボックスのパイオニアであり、保険業界におけるテレマティクスの開発の最初の例の1つとなっています。
それ以来、Unipolは技術革新への投資を継続し、イタリアでテレマティクス保険の約50%の市場シェアを持ち、ヨーロッパレベルでもこの種の機器の市場におけるリーダーの地位を堅持しています。
Unipolは、より安全な自動車による移動に貢献し、迅速かつ効果的な保険請求管理うを実施することで、会社、顧客(安全性、アシスタンスやキロメートルレートの向上など)、地域社会(不正防止など)に利益をもたらすことができます。
テレマティクスを使用することで、自動車による移動の行動に関するビッグデータを得ることができ、これを公的機関と連携して使用することで、IoTの革新的な利用に基づく都市の持続可能な開発モデルを推進することができます。
モビリティ・エコシステムでは、Unipolは、ロードサイド・アシスタンス、メンテナンスサービス、および損傷の直接修復(Auto Presto&BeneおよびMyGlass)を内製化したことで際立っています。つまり、被った損害を補償するだけでなく、修理することで顧客をサポートすることを意味します。最近では、長期レンタル市場への参入や、中古車販売のオンラインプラットフォームの買収など、自動車分野における提案を拡大し、循環型経済をサポートしています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.5.18