JA共済連(全国共済農業協同組合連合会、代表理事理事長 柳井二三夫)は、国際協定に基づき中南米の関係各国等が出資して設立された国際開発銀行であるアンデス開発公社が初めて発行する債券「ニュートリション・ボンド(栄養改善支援債)」への投資を行ったことを発表しました。この投資は、SDGsが掲げる目標の「1.貧困の撲滅」、「2.飢餓をゼロに」、「3.すべての人に健康と福祉を」をサポートするものとなっています。
JA共済連は、「事業活動の積極的な取組みを通じて、豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに貢献する」ことをJA共済事業の使命の一つに掲げています。
この理念に基づいた取組みを積極的に行うことはSDGs実践のそのものと考えており、組合員の皆様からお預かりした大切なお金を安定した運用収益を確保することを基本に、国内外問わずSDGsに資するESG投資の拡大に取り組んでいます。
本債券により調達された資金は、中南米の政府等を通じて、幼児期の慢性栄養失調の解消、子どもや妊婦、障がい者への食料購入補助プログラム等、人々の栄養状況の改善や健康不安の解消に向けた施策等に活用されます。
全共連は、これからも地域社会の一員として、事業活動を通じてSDGsが目指す社会の実現に貢献していきたいと考えています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.9.15