ワンファミリー(OneFamily)は、慈善団体Elderly Accommodation Counsel(EAC)がより多くの高齢者を支援し、将来にわたって活動を継続できるよう、財政的支援と商業面での専門知識の提供を行うになりました。
EACは、高齢者とその家族に必要なケアやサポートを提供しながら、自宅で安全かつ快適に暮らせるよう支援することを目的とした英国の全国的な慈善団体です。高齢者とその家族が必要なケアや支援を受けながら自宅で安全かつ快適に暮らせるよう、無料で公平な情報とアドバイスを提供し、自宅の老朽化対策や利用できる地域のサービス、あるいはより適切な場所に引っ越しするための選択肢を探す手助けをしています。
EACによると、高齢者や家族は、転倒して入院するなどの危機的状況に陥ってからERCに連絡してくることが非常に多いと言います。このような状況では、高齢者が本当に彼らが住んでいる場所に住むべきかどうか、警鐘が鳴らされます。EACは、さまざまな選択肢について彼らとその家族と話し合うことができるよう、彼らに早く連絡したいと考えています。そうすれば、高齢者が希望する限り、安全に、元気に、自立して、尊厳を持って、自分の家で望む限り暮らすことができます。
EACのAdvice Lineサービスは、年間約20,000人の高齢者とその家族にサービスを提供していましたが、資金縮小により5,000人以下にサービスの提供を縮小させざるを得なくなりました。EACは、OneFamilyの支援によりサービスを再構築するとともに、長期的な資金調達の新しい方法を模索しています。
OneFamilyのマシュー・エリス(Matthew Ellis)氏は、次のように述べています。「私たちは相互扶助として財政を含めて人々が困っている時の支援を優先しています、そのため、EACが提供するサービスがこれまで以上に重要であるように、EACチームが重要な作業を継続できるよう支援したいと思っています。
したがって、EACの電話相談チームの費用を財団から支援するだけでなく、私たちが支援できる他のより実践的な方法も検討しています。私たちは、新しい電話相談員の採用と訓練を支援しましたが、EACが自己資金モデルに移行する際にも助言とサポートを行います。
たとえば、彼らのWebサイトには毎年440万人の訪問者があり、高齢者への支援における慈善団体の重要性を裏付けています。そのため、EACと協力して、ウェブサイトから得られる可能性のある他の収益機会を検討します。」
「私たちは、財政支援に加えて、時間と商業面における専門知識をボランティアで提供することにより、EACのチームが持続可能な長期的解決策を見つけ、将来的により多くの高齢者とその家族を支援することができるようになると考えています。」とエリス氏は締めくくりました。
EACのCEOであるジョン・ガルビン(John Galvin)氏は、次のように述べています。「私たちは、必要な公共サービスを慈善団体からの資金提供のみで提供することの難しさを学びました。自立への道のりを加速するためにも、OneFamilyの支援を歓迎します。
「ウェブサイトとそこに掲載しているすべての情報を維持するために行う裏方作業の費用は、現在、広告やその他の収入で賄われていますが、専門家が配置された個人的な電話相談サービスの資金調達ははるかに困難であることがわかりました。EACアドバイスの存続と拡大を確実にするために、収入を増やす方法を検証するOneFamilyとの探求の旅を楽しみにしています。」
慈善団体 Elderly Accommodation Counsel (EAC)の活動については、こちらをご覧ください。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.10.7