シンプリーヘルス(Simplyhealth)は、英国全土で約2,700のコミュニティスポーツおよび青少年グループを支援する全国的な慈善団体であるSportedに140,000英ポンド(2,208万2,200円)以上を寄付しました。
この多額の資金援助により、パンデミックの影響を受けたスポーツネットワークの50のグループが、困難な状況に直面している人々にサービスを提供し続け、3076人の若者がグループの活動に積極的に参加できるようになりました。
各グループには2,000英ポンド(31万5,460円)の助成金が与えられ、活動の再開、COVID-19ガイドラインに沿って安全に活動できるようにするためのサポート、組織の宣伝のためのマーケティングやコミュニケーションに使われました。残りの資金は、Sportedのすべてのグループのためのサポートサービスに充てられました。
この資金には、「ロック解除」された、シンプリーヘルスの「SimplyMeアプリ」をダウンロードして新規登録した人の5英ポンド(789円)の寄付と、1月にアプリに「ムード・チェックイン」することによるSportedへのさらなる5英ポンド(789円)の寄付が含まれています。
シンプリーヘルスのコミュニティ・マネージャーであるウェンディー・カミンズ(Wendy Cummins)氏は、次のように述べています。「私たちは、この困難な時期にSportedのメンバーを支援する役割を果たせたことを嬉しく思います。私たちの資金がグループや参加者にプラスの影響を与え、彼らが正常な感覚を享受し、仲間と交流し、身体を動かす活動に戻る機会を得ることができたことを嬉しく思います。」
シンプリーヘルス助成金を受け取ってから:
- スポーツコミュニティグループの約75%が、「対面」活動を再開することができました。
- 20%強が「対面」活動と「バーチャル」活動を組み合わせた再開を行っており、活動を再開出来ていないスポーツコミュニティークラブは5%未満です。
- 70%以上のグループが、不利な状況に直面している若者と活動しています
- 45%のグループが障害者と活動しています
- 70%以上がメンタルヘルスの問題を経験した人々と活動しています
SportedのCEOであるニコラ・ウォーカー(Nicola Walker)氏は、次のように述べています。「シンプリーヘリスの寄付により、私たちのネットワーク内の多くのグループの未来を守ることができました。必要不可欠な活動の再開を支援することにより、私たちは若者が前向きな環境に戻ることを促し、何千人もの若者が友人の中に戻ってきて、健康的な活動ができるようになりました。それを可能にしていただき、ありがとうございます。」
Sportedのメンバーの中には、活動を継続する上で資金提供の重要性を強調する人もいましたが、参加者にとって重要なことはグループの持続でした。グループリーダーの多くは、パンデミックが若者のメンタルヘルスに与えた影響と、身体的および精神的健康の両方を改善するためにスポーツを使用することの重要性を明確に認識していました。
シンプリーヘルスの職員もSportedを支援するためのボランティア活動を行っています。SimplyVolunteerは、シプリーヘルスの職員がイギリス国内でボランティア活動に携わるための組織内プラットフォームです。これまで、マーケティング、デザイン、コミュニケーションの専門知識を提供し、地域社会でのグループの活動の促進してきました。
※ 文中の金額は1英ポンド=157.73円で換算
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.10.19