今年9月、P&V Assurancesは、訪問者が無料で保険のチェックを受けることができる移動代理店のパイロット・プロジェクトを開始しました。P&Vは、この取り組みにより地方金融機関の閉鎖や指定された連絡先の消滅の代替ルートを歩んでいると言います。
近年、保険会社の中には、街の中心部や自治体を離れて近くの大都市に大きな事務所を構えたり、物理的な拠点を持たないところが増えてきました。
保険契約者は、自分の個人的な状況を理解し、長期的なフォローアップを保証してくれる保険アドバイザーと会う機会を得ることが難しいとしばしば感じています。それは、顧客と信頼の絆を築くことができ、そして顧客が適切な保険に加入することで信頼できる相手です。P&Vは、調査結果に基づいて、パイロット・プロジェクトの形で移動代理店を設立することを決定しました。これにより、P&Vは、地方の金融機関閉鎖やサービスの専任担当者消滅の波とは逆のルートをとります。
プロジェクトとは何か?
移動代理店への訪問者は、保険専門家のアドバイスを受けることができます。彼らは時間をかけて訪問者の保保障を確認した上で、現在入っている保険の保障内容が顧客の将来の計画と比較して適切かどうか、費用を削減するための保険の組み合わせについてアドバイスをします。これらの保険専門家は、パイロット版が運用されている地域ですでに活動しており、今後も顧客の相談相手であり続けます。
P&V管理委員会のメンバーであるミハエル・リュットゲンス(Michel Lüttgens)氏は次のように述べています。「私たちは地元の保険代理店の強みを強く信じています。顧客を支援し、助言する真の専門家であり、しばしば信頼できる人物として機能します。彼らは顧客の状況を完全に理解しているため、積極的に適切な対応策を予測して作ることができます。このパイロット・プロジェクトでは、現在不足している自治体での当社のローカル・プレゼンスを拡大したいと考えています。」
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
https://www.icmif.org/news_story/pv-launches-the-first-mobile-insurance-agency/
掲載日付2021.11.18