ゴア・ミューチュアル(Gore Mutual)は、全国規模の保険会社になるための戦略的改革を完了するための重要なステップを踏み出しました。全国規模のコンタクトセンターの開設により、同社はオンタリオ州の自動車保険にとどまらず、オンタリオ州とブリティッシュコロンビア州の個人財産保険へ事業モデルを拡大しました。さらに、ゴア・ミューチュアルは、Guidewire保険クラウドを個人保険商品システムを拡張し、保険契約、請求、支払いを含めました。これは、ゴア・ミューチュアルのブローカーと顧客が、追加の連絡オプションを備えた迅速で効率的なサービスを提供するために、より多くのスタッフにアクセスできるようになったことを意味します。
最高経営責任者のアンディ・テイラー(Andy Taylor)氏は、次のように述べています。「2年以内に事業の80%を変革し、2022年には商業保険事業を同じ運営モデルの下に移し、変革を完了させることを楽しみにしています。私たちは、革新的なブローカーと顧客体験を中心とした、高性能でスケーラブルなビジネスモデルの構築に引き続き取り組んでいきます。」
この改革の一環として、ゴア・ミューチュアルは、住宅、マンション、テナント、季節住宅の補償範囲を拡大した簡素な個人向け不動産保険商品を提供します。これらの商品には、最新の技術とデータを駆使したリアルタイムで高度な価格設定システムが導入され、市場のダイナミクスに対応し、よりカスタマイズされた価格設定を顧客に提供することが可能になります。
「競争が激化する市場において、これらの機能強化により俊敏性が向上し、ブローカーに簡素化されたワークフローを提供して、わずか数分で取引が完了できるようになります。」と最高執行責任者のポールジャクソン(Paul Jackson)氏は述べています。「現時点では、取引きの80%以上が当社のシステムを通して行われており、ブローカーの90%以上が、全国コンタクトセンターに満足していると言っています。全体として、これまでになく迅速かつ簡単に対処できるようになり、ブローカーと協力して事業を拡大する独自の能力を発揮できるようになりました。」
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2021.12.15