今月、GF保険（GF Forsikring)33万人以上の組合員が、2022年に相互保険会社による利益分配が実際に彼らにとって何を意味するかを知ることになります。今年は、すべての組合員が利益の分配を受けることになり、その額は前回の配分より大幅に増えています。GF保険は、決算終了後、2億6,500万デンマーククローネ（46億7,725万円､3,500万ユーロ以上）以上が最終的に組合員に配分されると発表しました。

「2021年、私たちは天候による大きな被害を免れました。同時に、年間の大半はコロナウイルスによる規制を受けました。これは、道路を走る車が減り、海外旅行が減ったことを意味します。また、一般的に、コロナウイルスのパンデミック以前よりも家にいることが多くなりました。その結果、車の保険金請求や空き巣被害が減り、全体として2021年の事業成績は良い結果となりました。これにより、すべての組合員が恩恵を受けることができます。」とGF保険のCEOであるヤン・パーナー(Jan Parner)氏は述べています。

具体的な利益分配は、保険契約の更新の際に保険料から利益の個人配分が差し引かれることから、個々の組合員にとって2022年の保険料が安くなることを意味します。

良い行動はすべての人に利益をもたらします

GF保険では、好決算の利益を享受するのは株主ではありません。1967年の設立以来の基本的な考え方は、年間利益は組合員が共有するというものでした。したがって、GF保険は、最も文字通りの意味での連帯の考え方に忠実です。そして、個人の行動は他の組合員に影響を与えます。

「素晴らしい事業結果の説明の大部分は、組合員が示した良い行動です。組合員制の会社として、利益を共有することは組合員に利益をもたらします。組合員が保険請求を回避するために努力することで、私たちは組合員に価値のある保険を提供することができます。そしてそれは非常にありがたいことです。」とパーナー氏は締めくくっています。

2022年のGF保険の利益分配は、前年の2億1,500万デンマーククローネ(37億9,475万円)に対して、2億6,500万デンマーククローネ（46億7,725万円)を超える見込みです。

※ 文中の金額は1デンマーククローネ＝17.65円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事（以下にリンクを表示）を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/gf-forsikring-gives-millions-back-to-its-members/

掲載日付2022.1.5