アクメア(Achmea)は、ビジネスの持続可能性評価の提供するEcoVadisとの協力を発表しました。協同組合の金融サービス・プロバイダーは、現在および将来の業者と話をする際に、EcoVadisの評価を活用します。これは、顧客、従業員、事業、そして社会に持続可能な価値を創造するという、アクメアの持続可能性に関する抱負に沿ったものです。また、アクメアが持続可能で責任ある製品とサービスを提供することも意味します。
アクメアは、組織理念である「Duurzaam Samen Leven(Sustainable Living Together:持続可能な生活を共にする。)」に取り組んでいると述べています。アクメアの商品とサービスの社会的、道徳的、エコロジカル・フットプリント(地球の環境容量を表す指標。人間に活動が環境に与える負荷を資源の再生産・廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値)は、パートナーや業者の事業運営と密接に関連しています。そのため、アクメアは、現在および潜在的な業者の持続可能性パフォーマンスを理解・監視し、これについて集中的な話し合いを行いたいと考えています。
最初の業者は2022年1月にプローチしました
アクメアの業者の中には、すでにEcoVadisと連携している企業もあります。近い将来、他の業者にも評価を受けるように依頼する予定です。アクメアと業者は、この評価結果を活用して、持続可能性パフォーマンスをどのように改善できるかを確認します。
アクメアは、これまでに、2030年までに気候変動に左右されない事業運営、2040年までに気候に中立な投資ポートフォリオを構築、遅くとも2050年までに気候変動に中立な保険ポートフォリオの構築に取り組むことを発表しています。
EcoVadisについて
EcoVadisは、企業がリスクを軽減し、パフォーマンスを向上させるために、持続可能性のベンチマークとモニタリングを行うことを支援します。その手法には、「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な調達」という4つのテーマと国際的な持続可能性基準に基づく21の基準を包含しています。EcoVadisは、企業が意思決定を行い、新しい機会を特定し、パフォーマンスを向上させるために必要な主要指標と提案書を提供します。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.2.1