JA共済連は、長年にわたり地域貢献活動の一環として取り組んでいる献血活動が高く評価され、昨年10月末に日本赤十字社より「金色有功章(きんしょくゆうこうしょう)」を受賞しました。「金色有功章」は、明治18(西暦1885年)年に定められた日本赤十字社の表彰制度で、最高位の表彰となります。
JA共済連の献血活動は、昨年で50年目を迎えました。この度の受賞は、JA共済連の長年にわたる献血活動ならびに今般の新型コロナウイルス禍における献血協力者の減少の中で、『今こそ「助け合い」、今こそ「献血」』をスローガンに積極的な献血活動を展開したことが高く評価されたものです。
「金色有功章」受賞にあたっては、東京都赤十字血液センター所長の加藤 恒生氏から盾を授与、「長きにわたる献血活動の実績等を踏まえて 、『金色有功章』をご用意させていただいた。特にコロナ禍においては献血不足が深刻となり、東京都赤十字血液センターでは、緊急事態宣言が出された4月、5月には、献血車の約8割の予定が中止となった。そうした中で、JA共済連においては、様々な工夫を凝らして、近隣住民を巻き込みながら積極的に献血活動にお取組みいただき、大変感謝している。」とコメントをいただきました。
JA共済連の岩下秀樹常務理事は「役職員一同が地道に取り組んできた活動が評価されたことを大変うれしく思う。協同組合組織である私たちは、『相互扶助』が活動の根幹にある。長年の献血活動は、こうした姿勢の具体的な取組みのひとつ。今回の献血活動に限らずに、今後とも地域貢献活動においては、役職員自らができることをしっかりと考え、行動で示していきたい。」と受賞の喜びと今後の意気込みを語りました。
なお、最近の献血活動では、障がい者の雇用を積極的に行っている店舗のクッキーや、市場に出回らない規格外の花を献血協力者に贈呈するなど、農福連携や農業者支援にも注目していただくことで、「助け合いの輪」を広げています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.2.17