Unipol Sai AssicurazioniとLinear(ウニポール・グループのオンライン保険会社)は、聴覚障害者や一時的でも音声によるによるコミュニケーションが困難なすべての人々に非常に便利な機能を統合したアプリ「Pedius」でロードサイドアシスタンスサービスの提供を開始しました。
Pediusアプリにアクセスすると、ユーザーはあらかじめ設定された簡単なルートを介して正しい位置を示すことができ、ロードサイドアシスタンスを受け、故障を報告し、車両の回収を依頼することができます。Pediusの音声認識技術のおかげで、ユーザーはコールセンターから提供された回答をリアルタイムで読み取ることができます。
また、Pediusアプリでは、ユーザーはアプリ上のアイコンをクリックするだけで、保険会社に電話(この場合はウニポールSaiおよび/またはLinearアシスタンスコールセンター)をかけることができます。
通話中、顧客は話す代わりに通常のチャットを入力すると、人工音声が通話の相手にメッセージを伝えます。アシスタンスコールセンターの担当者の音声応答がリアルタイムでテキスト変換されて顧客に送信され、顧客は電話のディスプレイで回答を読みます。
Pediusは、入力されたあらゆる音声をテキストに変換します。これは、音声認識および合成技術を使用してデジタルの壁を取り払った通信システムです。
Pediusのおかげで、どんなユーザーでも必要に応じて音声通話ができるようになり、ガス・電気・水道などの公益サービスへの緊急電話も利用できるようになりました。
現在、Pediusのユーザー数は40,000人で、15か国(イタリア、イギリス、アイルランド、フランス、スペイン、ドイツ、オーストリア、カナダ、米国、ブラジル、ペルー、ニュージーランド、オーストラリア、香港)で利用できます。
ウニポール・サイとLinearは、Pediusとの提携により、グループの価値憲章で謳っているウニポールの行動原則の1つである「アクセシビリティ」を実践することができます。ウニポールは、社会的責任として、すべての人が利用できるサービスを提供し、顧客のさまざまなニーズを満たすための効果的なソリューションの導入に取り組んでいます。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.2.14