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LB保険(デンマーク)は、組合員の下に逃れてきたウクライナ難民を保障するために、家財と賠償責任保険を拡大します

Ukrainian flags at the anti-war demonstration in Berlin

LB保険(LB Forsikring)は本日、412,000人以上の同社の契約者の下に逃れて来たクライナ難民を、組合員の家財・賠償責任保険の適用範囲に含めことを発表しました。ウクライナでの戦乱からデンマークに逃れてきた人々の心配を1つでも減らすことができればという願いが込められています。

LB保険CCOであるステン・ホルス・アンデルセン(Steen Holse Andersen)氏は、次のように述べています。「ウクライナのひどい状況は私たちが今すぐに出来ることを求めています。それが、デンマーク最大の組合員制保険会社であるLB保険が、現在の家財・賠償責任保険の対象範囲を特別に拡充する理由です。これにより、組合員と暮らすことになったウクライナ難民を、組合員の家財・賠償責任保険で救済することができます。

「最初のウクライナ難民がデンマークにやってきたことを私たちは知っていますし、多くのデンマーク人がすでに個人的に難民を収容していることも知っています。私たちの組合員の中にもそうする方が出てくる可能性が非常に高いです。ここで私たちは、そうした難民もカバーできるように、組合員の家財保険と賠償責任保険を特別に拡大し、難民支援を行います。」とアンデルセン氏は述べています。

この措置により、デンマークのウクライナ難民の所持品について、火災・押し入り強盗・単純盗難・強奪・水害、破壊行為・暴風雨・交通事故・突発事項・電子機器犯罪により発生した被害が、組合員の賠償責任保険により保障されることになります。

「難民を個人的に受け入れるという大きな選択をした組合員を支援すると同時に、難民の心配をひとつでも減らすことができれば、私たちは私たちが望んでいたことを実現できます。これで状況が解決しないことはわかっていますが、見知らぬ人と同居したり、見知らぬ人を家に連れて行ったりしたときに起こりうる小さな問題のいくつかは解決すことができるかもしれません。」とアンデルセン氏は言います。

この措置は、本日から暫定的に3か月間適用されます。

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/lb-forsikring-expands-contents-and-liability-insurance-to-cover-ukrainian-refugees-who-move-in-with-a-member-policyholder/

掲載日付2022.3.1