エクルージアスティカル（Ecclesiastical Insurance)を傘下に持つBenefactグループは、過去5年間で1億英ポンド(160億4,800万円)以上の善意の寄付を行い、英国最大の企業寄付者になるという大きな目標を設定しました。
今月初め、エクルージアスティカルの親会社がBenefactグループに組織名変更したことが発表されました。新しい名前とブランドアイデンティティは、慈善団体を所有するグループと、エクルージアスティカルを含むその専門事業群にとって、大きな目標の新しい章の始まりを示しています。登録慈善団体であるBenefactトラストが所有するBenefactグループは、すでに英国で4番目に大きな慈善団体への企業寄付者で、利用可能なすべての利益を慈善団体に寄付しています。
Benefactグループは、顧客と一般の人々の両方から慈善団体の推薦を受け入れるMovement for Good賞などのさまざまな制度を通じて、2016年以来1億英ポンド(160億4,800万円)以上を慈善団体に寄付してきました。また、利益の一部をBenefactトラストに寄付します。この寄付金は、イギリスやその他の国の生活や地域社会の変革を支援します。
エクルージアスティカルは、慈善事業に直接寄付も行っており、選ばれたブローカーに最低2,500英ポンド(40万1,200円)相当の助成金を提供し、彼らが選んだ慈善団体に寄付しています。この制度が始まって以来、55万英ポンド(8,826万4,000円)以上が寄付され、海岸の清掃からメンタルヘルスの慈善団体、癌の支援に至る幅広い活動を支援しています。
Benefactグループの寄付は、さまざまな要因や分野の困っている人々や慈善団体を支援します。支援される慈善団体は、ウクライナからの難民を人道支援する団体から、教育・技能、農村、文化遺産、芸術、信仰、気候変動、動物や野生生物に関する慈善団体など、さまざまのな分野の団体に及びます。
1億英ポンド(160億4,800万円)から、英国、アイルランド、カナダ、オーストラリアの10,000を超える慈善団体に寄付が行われました。
エクルージアスティカルのマネージングディレクターであるリチャード・コールマン(Richard Coleman)氏は、次のように述べています。「Benefactグループの一員として、私たちの慈善目的は私たちを保険会社以上のものにしています。私たちは、市場で最も信頼されている保険会社の1つとしての評判と、利用可能なすべての利益を教会、慈善団体などに還元することで社会にプラスの影響を与えることを誇りに思っています。」
Benefactグループのグループ最高経営責任者であるマーク・ヒュー(Mark Hews)氏は、次のように述べています。「過去数年にわたり、私たちの傘下の専門企業、お客様、ブローカー、そして当社の寄付活動に参加いただいた皆様の支援のおかげで1億英ポンド(160億4,800万円)という節目を迎えることができました。私たちは、事業は善のための力であるべきであり、慈善活動には継続的な支援が必要であると信じています。」
「私は、私たち傘下の専門家集団であるエクルージアスティカルやAnsvar などの信頼できるブランド、責任ある持続可能な資産管理会社のEdenTreeLycetts、SEIB、Lloyd and Whyteなどのお客様の支援に大変感謝しています。各専門企業は、利用可能な利益を慈善団体に配ります。」
「Benefactグループは、英国で4番目に大きな企業ド付者であり、最大になるという大きな目標を持っています。その利用可能な利益はすべて慈善団体に使われ、グループが成長すればするほど、グループはより多くを寄付することができます。社会のより大きな利益に貢献することを目的とする企業として、慈善寄付は私たちの活動の中心です。」
Benefactグループは、2014年に最初に資金調達目標を設定し、慈善団体に5,000万英ポンド(800億2,400万円)を寄付しました。2016年、グループはさらに1億英ポンド(160億4,800万円)を調達するという目標を設定しました。
ヒュー氏は、次のように述べています。「この精神とすべてのブランドが知られている優れた顧客サービスが相まって、より多くの顧客を私たちに引き付け、成長し、提供するのに役立つことを願っています。」
Benefactグループの概要については、 www.benefactgroup.comをご覧ください。
※ 文中の金額は1英ポンド＝160.48円で換算
ICMIFサイトの英語ニュース記事（以下にリンクを表示）を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.3.24
