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スリベント(アメリカ)は2022年におよそ3億米ドルを契約者に割り戻します

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スリベント(Thrivent)は、対象となる保険の契約者に、2022年に推定29600万米ドル(365億7,080万円)の割戻金を支払うことを発表しました。

スリベントは非営利の友愛組合であることから、余剰金の一部を割り戻しの形で対象となる契約者に還元することができます。これらは、厳格な経費管理、強力な投資慣行、新規事業の慎重な引受の結果であり、契約者の財務目標達成を支援するというスリベントの取組みを反映したています。

割り戻しの実施は保証されていませんが、スリベント1913年以来、割戻金を支払っています。昨年、スリベントは対象となる契約者に2億8000万米ドル(345億9,400万円)の割り戻しを行いました過去10年間では、29億米ドル(3,582億9,500万円)を超える割り戻しが行われされました。

スリベンントの理事会は、組織の成長と、現在および将来の保険金支払い請求や義務に対応する組織の能力を保護するために必要な金額を確保した後、割り戻しを行うかどうかを毎年決定します。

使命感に基づく総合金融サービス組織として、スリベントは人々が経済的に明晰になり、意義と感謝に満ちた生活を送れるよう支援しています。スリベントとその子会社・関連会社は、230万を超える顧客にサービスを提供し、電話、オンライン、全国の金融専門家や独立代理店を通じて、助言、保険、投資、銀行、総合的な商品やプログラムを提供しています。

スリベントより高い目的を持って、顧客の目標と優先順位に焦点を合わせ、現在と将来の人生を生きるのに役立つ経済的な選択に向けて顧客を導くことに取り組んでいます。

スリベントは、2022年のICMIFレポート「 Leveraging the mutual difference.(相互扶助の違いを活用)」で取り上げられた事例の1つです。「次世代のための目的志向の組織」は、ICMIF会員団がマーケティングと顧客とのコミュニケーションにおいて、相互/協同組合であることを差別化のポイントしてどのように活用しているかを考察するレポートのセクションで取り上げられました。

また、スリベントは 2021年にICMIF Americas 主催で開催されたオンライン会議の「相互扶助:未来の持続可能な目的主導型組織の創出」に関するセッションでプレゼンテーションを行いました。このセッションでは、基本的な目的と顧客への約束を反映した新しいブランド表現の開発を切り口に、目的主導型で顧客中心の保険会社を作るための組織変革について説明を行いました。

ICMIF会員団体は、ICMIFナレッジハブを介して、ICMIFレポートとこのビデオプレゼンテーションの記録/要約の両方を見ることができます。

※ 文中の金額は1米ドル=123.55円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/thrivent-to-return-almost-usd-300-million-in-client-dividends-in-2022/

掲載日付2022.3.28