フォルクサム(Folksam)は、最近発表されたNyckeltalsinstitutet AB(重要指標研究所:Key Figures Institute)の男女共同参画指数(通称、Jämix)によると、平等な労働条件に関する金融・保険業界で最高位にランクされています。男女共同参画指数調査によると、フォルクサムは業界平均をはるかに上回っています。
重要指標研究所は毎年、特に男女平等(gender equality)の観点から、各業界で最も優れた労働条件を備えている雇用主を発表しています。フォルクサムは、今年もは金融・保険業界の雇用者の中でトップになりました。実際、フォルクサムは総合的に業界平均をはるかに上回っています。
この調査は、約300の企業・組織で働く65万人を超える従業員の労働条件の実態に関し、2021年から収集された統計データをもとに行われます。男女平等の指標は、給与、管理職、子育て、パートタイム、有期雇用など、男女の平等な労働条件に関するさまざまな要素に基づいています。
「フォルクサムがこのような評価を再び受けたことは本当に喜ばしいことです。それは、私たちが男女共同参画に取り組んでいることが違いを生み、結果を出していることを示しています。」と、人と環境部門(People and Environments)の責任者であるペニラ・グラッド(Pernilla Glad)氏は述べています。
「私たちは長年にわたって男女共同参画に取り組んできました。男女共同参画指数調査は、私たちの仕事をフォローアップするための重要なツールです。2015年に調査への参加をはじめて以来、明確な傾向が見られ、結果は非常に良好で安定しています。今年は、長期病欠に関して男女間の差が縮小し、物事が正しい方向に進んでいることを特に嬉しく思います。」とグラッド氏は締めくくりました。
フォルサムにおける長期的な男女共同参画への取り組み例:
- 平等な経営層と管理職における男女比率の均等化への積極的な取り組み。
- 育児休業に関する男女間の不均衡へ焦点を当てる。
- 総合的な年間給与調査。
男女共同参画指数をもとに、重要指標研究所はこれまで、男女共同参画の高い組織は、男女共同参画が低い組織よりも男性と女性ともに短期病欠が少ないと述べることができました。また、男女共同参画が進んでいる組織は健康率が高い傾向があるとも述べています。男女共同参画が進んでいる組織は、男女共同参画が低い組織よりもはるかに良い職場環境を有しているようです。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.5.4