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ICMIFは、社会的連帯経済国際連合憲章に署名しました

icsseチャーター署名-ストラスブールのキャサリン-2022年5月

ICMIFは、欧州連合理事会のフランスを議長国として5月5日から6日にストラスブールで開催された、「社会経済:ヨーロッパの未来会議(Social Economy: The Future of Europe conference)」に参加しました。

会議では、ICMIFと他の創設メンバーである世界社会経済フォーラム( Global Social Economy Forum:GSEF)、国際協同組合同盟(ICA)、ESSフォーラムインターナショナル(ESS Forum International)およびAIM– Association Internationale delaMutualité(国際共済組合協会(AIM)が、社会的連帯経済国際連合(International Coalition of the Social and Solidarity Economy:ICSSE)の憲章に正式署名しました。ICMIFからは、国際関係を担当するキャサリン・ホック(Catherine Hock)事務局次長が組織を代表して憲章に署名しました。

2021年に発足したICSSEは、世界の社会的連帯経済(Social Solidarity Economy:SSE)コミュニティを強化し、社会的連帯経済の国際的認知度向上を支援し、持続可能な開発目標を達成するための戦略としてSSEを推進することを目指しています。ICSSEは、同じ利益共同体で、同じ性質、つまり、一部あるいは全部が社会的連帯経済の理念に基づく会員団体、行動・提言を行う組織やネットワーク、国際的側面を持つSSE組織で構成されています。

「社会的連帯経済の大陸間ネットワークの国際連合憲章」は、次のように謳っています。「我々、ICSSEは、(中略)我々の業績と資源を可視化し、認知させ、共通の声と行動を展開するため、力を合わせる事を約束する。この回復力のある経済、すなわち生態学的、社会的、市民的、経済的、財政的解決策を調和させるアプローチで人間を中心とした経済を実現する女性と男性のためのものである。」

すべての憲章署名団体は、以下の社会的連帯経済の特性を有しています。

  • 資本より人と社会的使命が最も重要であること
  • 自発的で開放的な会員
  • 会員による民主的な組織運営
  • 組織の共同所有
  • 会員の利益、地域社会の共通利益、一般的利益の連結
  • 連帯と責任という価値の擁護と実施
  • 運営の自律性と公的機関からの独立
  • 剰余金の再投資による剰余金の分配の制限:剰余金は主に事業プロジェクトの持続可能性と発展を強化するためのもであり、株主への報酬ではない。

昨年9月のICSSE発足イベントで、 ショーン・ターバック(Shaun Tarbuck)事務局長は、次のように述べています。「 持続可能であることは、協同組合や相互会社のDNAであり、ICSSEの旗の下で共有できることを示すために、私たちが結集することは適切だと思います。私たちは、この国際的な連合に参加できることを嬉しく思います。」

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

http://ICMIF participates in signing of International Coalition of the Social Solidarity Economy charter

掲載日付2022.5.9