フォルクサム(Folksam)は、まもなくビデオ検査サービスの提供を開始し、保険金請求管理者が損傷をリモートで検査し、文書化できるようにします。これにより、請求処理の迅速化、気候変動への影響の低減、顧客満足度向上が期待されます。
「試行運用が成功した後、私たちは、不動産、建設、自動車の損傷に関する通常の損傷管理にビデオ検査を導入することを選択しました。このようなデジタルサービスは、フォルクサムにとってますます重要になると考えています。迅速でプロフェッショナルな保険金支払に対する顧客の期待に応えるため、また、当社の持続可能性活動の一環として、物理的な移動をビデオ検査に置き換えることで、気候変動への影響を減らすことができます。」と、ホーム&モーター部門のバックオフィス部門責任者のカリーナ・アホ・ライティネン(Carina Aho Laitinen)氏は述べています。
人工知能によるより良い検査
フォルクサムは、北欧の保険会社とその取引先に保険金請求管理システムを開発・提供するCAB Group ABとビデオ検査サービス契約を締結しました。
CAB Groupのビデオ検査サービスは、Bdeoのビジュアル・インテリジェンス・テクノロジー・プラットフォーム(人工知能(AI)に基づくビデオ・画像認識)をベースにしています。insurtech Bdeo TechnologiesとCABGroupのパートナーシップにより、フォルクサムは現地でのサポートとサービス導入の支援を受けます。
「フォルクサムと契約し、フォォルクサムが保険請求業務でサービスを開始したことを非常に嬉しく思います。今後、人工知能に基づく画像認識(Visual Intelligence)にも連携を広げていきたいと考えています。Bdeoのテクノロジープラットフォームは効率的で顧客主導の保健請求管理のための条件整備に重点を置いており、この分野でもリーダー的存在です。」とCAB Groupのピーター・アフゼリウス(Peter Afzelius)氏は述べています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.5.31