AOA

ICMIFサイトへ

ICMIF会員ニュース(AOA会員ニュースを除く)

ベネバ(カナダ)は、ラヴァル大学とのパートナーシップを拡大し、地域社会の成功、健康、福祉を支援します

beneva-laval

ベネバ(Beneva)は、ラヴァル大学(Université Laval)とのパートナーシップを拡大し、健康的な生活習慣、学校や職場環境をより良くしてスポーツや学業の優秀性を高めるプロジェクトを含めることを発表しました。

ラ・キャピタルとSSQインシュアランスから生まれたベネバは、主に以下の取り組みを支援するために590,000カナダドル(6,065万2,000円)を寄付しています。

  • 労働安全生成管理専門家センター(Center d’expertise en gestiondelasantéetdelasécuritéautravail#)が主導するプロジェクト・バロメーター(Projet BaromÊtre)
  • Mon Équilibre ULavalプログラム
  • 国際奨学金または理工学部の学生のための奨学金
  • クラブ・ド・バレーボール・デュ・ルージュ・エ・オア・エクセレンス・プログラム(The Rouge et Or Excellence Program Volleyball Club)

この財政支援は、2021年6月にベネバが提供した「メンタルヘルス、自己管理、仕事に関する救済研究講座(The Relief Research Chair in Mental Health, Self Management and Work)」立ち上げのための数百万カナダドルに追加されるものです。この講座が行う研究は、パンデミックによって悪化した集団的ニーズを満たすのに役立ち、ベネバとラヴァル大学双方が掲げる持続可能な健康と福祉に関する目標に該当するものです。

「ベネバは、地域社会の信号灯であるラヴァル大学とのパートナーシップを追求できることを嬉しく思います。両組織を結びつける絆は、私たちが深く関心を寄せている、地域社会のメンタルヘルスと福祉に関する革新的なプロジェクトの実施を可能にします。ベネバは相互扶助主義の価値観に基づき、相互扶助と他者を気遣うことに専念しています。」とベネバの社長兼最高経営責任者であるジャン-フランソワ・チャリフー(Jean-François Chalifoux)氏は述べています。

ベネバはカナダで最大の相互保険会社で、350万人以上の組合員と顧客がいます。ベネバは5,000人以上の献身的な従業員を擁しています。その人間的なアプローチは、従業員によって支えられている相互扶助の価値観に根ざしています。

予防は長期的な健康の鍵です

共通の価値観と地域社会への参加に基づいて、ベネバとラヴァル大学は、予防的な戦略を通じて、職場で増え続けるメンタルヘルスの問題を減らすことに取り組んでいます。ベネバは、健康的な生活習慣や組織管理に関するラヴァル大学のリーダーシップ、専門知識、革新的な精神を高く評価しています。

BaromÊtreプログラムの使命は、予防措置を講じようとする組織を支援することです。この取り組みは、職場におけるメンタルヘルス問題の増加と企業の緊急介入の必要性についてケベック州とカナダで行われた多くの研究の結果に由来しています。最終的に、BaromÊtreの研究チームは、管理職や企業のリーダーがこれらの問題にうまく対処するのに役立つツールや訓練を開発することを期待しています。

ベネバは、Mon Équilibre ULavalプログラムにも大きく貢献しています。5年以上のパートナーであるベネバは、健康的な生活習慣を促進・維持することを目的としたこのプロジェクトに資金を提供できることを誇りに思っています。安全な環境で仕事や勉強をすることは、良いライフスタイルの選択をすることにつながり、人生に良い影響を与えるという前提の下で行われています。Mon Équilibre ULavalは現実世界の研究室であり、新しいアイデアの触媒であり、刺激的で有益なプロジェクトの作成と実施により、キャンパスライフに貢献しています。たとえば、学生が孤立を打ち破り、より良い食事をするための新しいスキルを学ぶのに役立つコミュニティ・キッチンを設置しました。

「ラ・キャピタル/ SSQインシュアランスとのパートナーシップが始まってから46年間、私たちは決して壊れない絆を築いてきたように思います。」とラヴァル大学のソフィー・ダムール(Sophie D’Amours)学長は述べています。「革新と地域社会への貢献という共通のビジョンを持つ、ベネバとの取り組みを継続できることを大変誇りに思います。このパートナーシップを継続することで、私たち専門家はノウハウを高め、企業のガバナンスのベスト・プラクティスを支援することができるようになります。」

「ラヴァル大学lは多くのベネバの従業員と顧客の母校であるため、これらの取り組みは会社だけでなく将来の卒業生にも付加価値を生み出します。」と、ラヴァル大学財団(Fondationdel’ Université Laval)の社長兼総支配人であるアラン・ギルバート(Alain Gilbert)氏は述べています。「このプロジェクトによって得られた調査結果、データ、知識の伝達により、ベネバだけでなく私たちの大学も地域社会全体の利益のために革新することができます。財団を代表して、ベネバの寛大な貢献に感謝します。」

※ 文中の金額は1カナダドル=102.80円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/beneva-expands-partnership-with-universite-laval-to-support-the-success-health-and-well-being-of-the-community/

掲載日付2022.6.1