レンス保険(Länsförsäkringar)は、その投資ポートフォリオを通じて、複数の林業会社のパートナーとなっています。Läns保険 Liv の責任投資責任者のクリストファー・ドライマン(Kristofer Dreiman)氏は、次のように述べています。「私たちの投資ポートフォリオに基づくと、気候変動へのプラスの効果は、合計で55万トン以上の二酸化炭素に相当すると計算されます。」
レンス保険は、森林投資と森林原料が、とりわけ化石燃料の使用を削減し、気候変動の抑制に貢献することを可能にすると考えています。
「森林原料は、二酸化炭素を大量に発生する化石燃料やその他の原料を代替することができ、いわゆる代替効果が期待できます。持続的に管理された森林が増えることで二酸化炭素が消費され、気候にプラスの影響をもたらします。林業は、とりわけ、生物学的多様性と気候変動の影響にも対処しなければなりません。」とドライマン氏は述べました。
気候変動効果の計算は、森林の二酸化炭素吸収 量(純増分)、代替効果、企業の二酸化炭素排出量 (スコープ 1 ～ 3) が考慮されています。この計算は、各森林会社の会計、適用される方法、および仮定に基づいています。方法と仮定は継続的に開発されており、企業はそれらについて透明性を保つことが奨励されています。
「将来、森林原料と林業会社は、特に建物の木造化、バッテリー生産におけるセルロースの利用、再生可能エネルギー生産のための土地の提供、枝や樹皮などの副産物のバイオ燃料生産利用など、成長の可能性を秘めています。」とドライマン氏は述べています。
投資ポートフォリオには、林業会社の SCA、Holmen、HT Skogar が含まれており、これらはLäns保険の気候に配慮した方針の枠組みにおける投資の一例です。
今年初め、レンス保険は、Swedish Sustainable Brand Index™ 2022 の結果で保険業界のトップにランクされたことを発表しました。同社がこの調査で 1 位になったのは 2011 年以来 5 回目です。
* 投資ポートフォリオとは、レンス生命保険 、子会社および Agria を含む Läns保険AB、 レンス保険 Fondlivに関連する生命、保証、保険 の機関投資家ポートフォリオを指します。気候変動への計算には、これらのポートフォリオのSCA、Holmen、 HT Skogar への投資が含まれています。また、計算には、レンス保険 のHT フォレストに対する投資も含まれていますが、他の森林会社の投資は含まれていません。
CMIFサイトの英語ニュース記事（以下にリンクを表示）を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.6.30
