ウニメド保険(Seguros Unimed、Seguros:保険)は、中小企業 (SME)の 健康ニーズに対応するための新事業部門 (Commercial Superintendence PME e Adesão) を立ち上げました。
ブラジルでは、健康への注目が高まっています。National Agency for Complementary Health (ANS:国立代替医療機関 )によると、2022 年 3 月に健康保険制度の受給者数は合計 4,900 万人に達し、2021 年の同時期と比較して 2.6% 増加しました。2021 年 7 月に 世論(Vox Populi)調査と健康補助研究所( Instituto de Saúde Suplementar :IESS) が行った調査によると、Covid-19 のパンデミックにより、健康の維持はブラジルの家族の優先事項の 1 つとなり、この数字は現在増加傾向にあります。
現在、ブラジル全国産業連盟 (CNI) によると、ブラジルの健康保険制度の受益者の 70% は企業に関連しています。これは、従業員が最も重視する福利厚生の 1 つであり、ブラジルの現役労働年齢層の 77% がこれを求めています。この様な状況下、人材の保持に悩む零細企業や小規模企業は、医療事業者や保険会社にとって重要なニッチ市場となっています。
今年、ウニメド保険は、中小企業の健康ニーズへの対応を行う新事業部門を立ち上げ、特定分野のニーズを理解し、商品構成を適応させることにしました。ウニメドの新しい事業部門は、サンパウロ、サルバドール、ブラジリアなどの市場への ウニメド保険 の参入拡大を目的としています。
「ブラジル経済省によると、ブラジルでは 2021 年に400 万の新会社の設立登録があり、そのうち 10社中8社が 個人零細企業 (MEI) でした。このデータは、この分野を対象とした健康プランの重要性を強調するものであり、この市場の強さを示しています。今日、ウニメド保険は SME の 59,400 人に保障を提供しており、2022 年末までにこのポートフォリオを 20% 増加させる予定です。」と新たにお立ち上げた事業部門責任者のグスタボ・クヌップ(Gustavo Knupp)氏は言います。
PME ウニメド保険プランには 5 つのカテゴリがあり、従業員数が 2 人以上 99 人以下の企業が利用できます。認定されたネットワークは、サンパウロ、バイーア、ブラジリアにあるすべての主要な病院と研究所をカバーしています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.7.20